教育支援プログラム for TEACHERS / PARENTS 教育支援プログラム for TEACHERS / PARENTS

活動レポート

2022.03.26   東京都     経済教室
【ハイブリッド】先生のための春の経済教室


<先生のための「春の経済教室」>を開催しました。経済教育ネットワークと共催で行う学校教員向けのセミナーですが、対面とオンラインを併用し、開催いたしました。学校の先生方など、約100名の方にご参加いただきました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

さて、今回のテーマ・キーワードは、2022 年4 月からの成人年齢引き下げとともに「必修化」となったことで注目を集める「金融教育」に焦点を当てました。新学習指導要領における「家庭科」と「公民科」では金融分野がどのように扱われ、どのような授業実践が可能であるのか、4名の講師の方をお招きし、ご講義をいただきました。
前半では、まず、東京都立農業高等学校・主任教諭 塙 枝里子氏より、問題提起として「新学習指導要領における金融教育」に関する考察をいただきました。
次に、筑波大学附属駒場中学校・高等学校・教諭 植村 徹氏より、家庭科教員の立場から「生活設計を見据えた金融教育」としてご講義いただきました。
後半では、まず昭和学院中学校・高等学校・教諭 中山 諒一郎氏に、社会科・公民科教員の立場から、「起業家教育と金融教育のクロスカリキュラム」についてご講義いただきました。
次に、同志社大学政策学部・教授 野間 敏克氏より、大学教員の立場から「これからの金融教育を考える」としてご講義をいただきました。

各プログラムの内容については共催した経済教育ネットーワークのWebサイトをご参照ください。

また、上記に加え、東証社員からは、以下についてお伝えしました。
・セミナーおよび教材のご紹介(休憩時間)
下記に簡単にご紹介いたします。

■「東証の金融経済教育や、ご提供教材の紹介」

坂倉 有香(東京証券取引所 金融リテラシーサポート部)
昨今課題となっております金融経済教育の充実に向け、先生方に向けた経済セミナーの紹介や、東証講師によるレクチャーおよび、ボードゲーム型教材などをご提供しております。また、証券知識普及プロジェクトより提供している教材も複数ございますので、ご活用いただけましたら幸いです。

今後も、実際の教育現場において、限られた授業時間の中で効果的に金融知識を教えられるような、授業支援のためのプログラムに取組んで参ります。これから多様な生き方を選択していく子どもたちが、社会やお金について学ぶことで世の中の情報に関心を持ち、自分で決断する力を身につけてほしいと願い、今後も支援を続けて参ります。

今年の「先生のための『夏休み経済教室』」についても開催予定となっておりますので、別途告知をいたします。
今後とも弊社の金融経済教育に対する取り組みへのご理解、ご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。