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杉並第一小学校は、毎年5年生が株式によって資金を集め、会社を立ち上げ、チョコレートの販売をする「起業家教育」を行っていらっしゃいます。
その土台となる「株式会社について」お話しをしました。

株式は何かを理解し、自分達は、このような活動をしたいから、資金はいくら必要かを考え、株式を発行し、保護者の方、地域の方に株式を買ってもらい、集めたお金で、地元のチョコレート会社から材料であるチョコレートを購入し、店頭に売られるパッケージを作成し、店舗で売る。という本格的な活動です。

社長さん、副社長さんが決まり、これから、何個売るか。いくら必要かを相談してくことになると思います。
近所のチョコレート会社は、昔からある会社で、戦後直後、砂糖が手には入らない時でもがんばって商品を世の中に出し、おいしい物を食べる幸せをみんなに提供をしてきてくれています。物価が上がっている今でもお値段も安く、買いやすいようにしてくれています。それは、会社の思いと企業努力だと思います。
みんなで話しあい、土台の上に、みんなの考えを積み重ね、いい会社を作って欲しいと思います。＾

後日、児童の方々の素晴らしい感想の冊子をいただきました。皆さんすごく字がきれいで、心こもっているお手紙で、授業で話したことが皆さんに伝わっているとが確認できるでき内容で大変うれしく思いました。ありがとうございます。