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活動レポート

2022.09.08       出張授業
サンチャゴ日本人学校


今まで授業を行ってきた中で、東京証券取引所から一番遠い学校とZoomをつなぎ授業を行いました。学校の場所は、日本の裏側?地球儀で見ると真下?なんと!チリの首都にあるサンチャゴの日本人学校です。

パソコンの画面には、高学年の小学生と中学1年生の8名が机を並べています。東京とサンチャゴでは、まったくの正反対で、私は、9月上旬で半袖、クーラーを入れるか悩むくらいの暑さでしたが、児童生徒の皆さんは、お教室でダウンを着ています。
また、時差があり、日本時間20:55開始で、サンチャゴの現地時間は、7:55ですので1時間目の窓の外はまだうす暗い感じでした。
先生の「挨拶をしましょう」という声で、「こんばんは」を大きな声で日本時間に合わせて挨拶をしてくれたことが印象的でした。

授業は、積極的に発言をしてくれて、「資源」と言うと何を思いつくかを尋ねると、
一番初めに、天然ガス、次に銅、海のものと答えてくれました。
日本で授業を行うと、石油、水、木などすぐに答えが出てきますが、チリは、鉱物、天然資源等が豊富ことを改めて学び、資源を求め、南米に進出している日本企業が多いことにも納得をしました。

画面越しでも、先生と児童生徒さんの対話が多く、日本の学校の授業風景とはちょっと違う感じがし、先生と児童生徒さんの仲の良さが伝わってきます。

今回の授業は、「株式学習ゲーム」の事前授業として行い、株式会社とは何かを学び、これから1000万円を所持金として株式を売買してもらいます。
日本の上場企業の中から会社を選ぶので、日本の企業を知っているか心配でしたが、まったく問題はなく、皆さんよく知っていました。
サンチャゴにいるからこそ、気づく企業、ニュース、世の中の動きがあると思います。
「株式学習ゲーム」で新たな発見をしてください。

私は、まだ、南米に行ったことがありません。皆さんが、うらやましいです。