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活動レポート

2023.12.29   東京都     経済教室
先生のための冬休み経済セミナー

2023年12月29日「先生のための冬休み経済セミナー」を開催しました。
コロナ禍以降、実に4年ぶりに、大納会の日に東証にお越しいただき、大納会の臨場感溢れる中、先生方に対面でのセミナーをお届けすることができました。

私たちは夏にも経済教育ネットワークと共催の先生方向けの経済教室を行い、その際に、「専門家の話を聞きたい」というご要望もいただきました。
そのため、今回は、「経済の最新の情報について」と、「Chat GPT等最新技術であるAIとは何か、また教育面でのAIとの付き合い方について」の2つの議題を用意し、2名の講師にお話を伺いました。

【開催概要】
開催日 :2023年12月29日(金)
場所  :東京証券取引所 1階 東証Arrowsプレゼンテーションステージ
参加者数 :100名
プログラム:
・主催者挨拶 菊地 晶子(東京証券取引所 金融リテラシーサポート部長)
・講演①「授業のネタにも使える!『会社四季報』の見方、最新の業界トレンドについて」
(東洋経済新報社 「会社四季報」編集長)冨岡 耕氏
・講演②「AIとは何か~AI時代に求められる教師のスキルとは」
(D4DR株式会社代表取締役社長。コンサルタント)藤元 健太郎 氏

セミナー終了後には、多くの先生方に大納会を見学いただきました。今年度は2023WBC日本代表監督  栗山 英樹氏をお迎えし、打鐘と三本締めで一年を締めくくりました。
東京証券取引所(日本取引所グループ)では、先生方に、授業にご活用いただけるセミナー・研修の提供だけでなく、教材開発やWebサイトの拡充にも取り組んでおります。引き続き皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

「先生のための冬休み経済セミナー」主催者挨拶
菊地 晶子(東京証券取引所 金融リテラシーサポート部長)


2023年は、オンラインの活用など、コロナ禍で一般化したプラス要素は採り入れつつ、コロナ前のように、セミナーやイベントなど対面で出来ることも増えてきました。私どもも、金融経済教育活動を通じて、学校で直接、生徒さんたちに知識や思いを伝えることができる状況に復帰したことを実感しております。

私ども東証では学生から社会人まで、幅広い方々を対象に金融経済教育コンテンツを提供しています。「マネ部ラボ」というブランド名の由来は「マネー」と「学ぶ」をかけ合わせた造語です。また、古語では「学ぶ」を「まねぶ」と読むことと、お金に関する知識が集積する「ラボ・研究所」の意味を込めて、ネーミングしました。
小中高校生、そして教員の皆さまを対象とする活動が「スクールマネ部!」では、授業支援や副教材の提供等を行うほか、今回のセミナー会場からもご覧いただけるガラスシリンダー等を中心とした施設「東証Arrows」は普段見学が可能で見学に合わせて、予約制で講義や投資シミュレーションの体験もでき、来年度はより便利にご利用いただけるよう、リニューアルを計画しています。
よろしければこうしたArrows 見学・体験を、年間指導計画のなかに組み込んでいただくなど、ご活用をご検討いただけますと幸いです。

講演①「授業のネタにも使える!『会社四季報』の見方、最新の業界トレンドについて」
冨岡 耕氏(東洋経済新報社 「会社四季報」編集長)

現在の日本株式市場について、また『会社四季報』をどのように読み解くのか、冨岡氏にご講演いただきました。

講演②「AIとは何か~AI時代に求められる教師のスキルとは」
藤元 健太郎 氏(D4DR株式会社 代表取締役社長/コンサルタント)


藤元氏より、生成AI等の技術について、
またこれからの社会の変化についてお話しいただき、
更にその点を踏まえたうえで教員として
求められる役割について、ご提案いただきました。