JPXからのお知らせ

2022/04/04 TOCOM LNG(プラッツJKM)先物試験上場と電力先物本上場について

 

東京商品取引所(以下「当社」という。)は、2022年4月4日にLNG(プラッツJKM)先物を試験上場するとともに、電力先物を試験上場から本上場に移行しました。これらにより、電力と発電用燃料をワンストップで取引できる「総合エネルギー市場」の環境整備が一層促進されることとなります。

株式会社東京商品取引所 代表取締役社長 石崎 隆のコメント

電力・LNG の需給ひっ迫など、エネルギーの低廉かつ安定的な確保の重要性が改めてクロー ズアップされておりますが、このような時にこそ、価格変動リスクをヘッジするための産業インフラとして、先物市場が重要となります。
本日のLNG 先物の上場により、世界の中でもLNG の需要が多く集まるアジアにおいて、アジア時間での価格形成が可能となることは非常に大きな意義があり、今後日本がLNG のリスクヘッジのハブ市場となることを期待しております。
また、2019年9月に試験上場した電力先物は、当初の13社から140社以上と市場参加者は10倍以上に増加し、試験上場期間3年を待たずして本上場の前倒しを実現できたことは、当社市場の社会的役割の重要性に公的な承認を得られたものと認識しております。電力消費量が世界第4位である日本において、電力先物市場は更に大きな発展が見込まれると確信しており、今後3年間で取引量5倍増を目標に、一層の市場振興に努めてまいります。
当社は、引続きエネルギー政策との整合性を踏まえつつ、市場参加者にとって利便性の高い「総合エネルギー市場」として、国民経済の発展に貢献してまいります。

電力先物及びLNG 先物の詳細情報につきましては以下でご確認いただけます。



プレスリリース PDF

お問合せ

株式会社東京商品取引所 総合業務室(市場企画担当)
電話:03-3666-1361(代表)