事業概要

背景・目的

東京都は、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向け、都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化に取り組んでおり、特に、脱炭素社会の実現に向けて重要となる再生可能エネルギー電力由来の水素（グリーン水素）の活用促進を進めています。その一環として、令和6年度より市場形式による水素取引を試行する「東京都グリーン水素トライアル取引」を実施しております。

主な変更点

令和7年度第1回トライアル取引（前回）からの入札方法の変更点は以下のとおりです。
※（　）内はグリーン水素トライアル取引実施規程の関連条文

①入札参加資格の要件追加（第３条第1号関係）
都内の利用者に対して安定的かつ経済的にグリーン水素を輸送するにあたって大きな障害がないことを供給者の要件として追加しました。

②供給側入札価格の明確化（第８条第２項関係）
供給者の売却単価については出荷に係る経費までを含むものとする旨明記しています。

③供給側入札者における入札価格の上限について（第９条第１項関係）
供給側入札者における入札価格の上限を前回の供給側落札単価とすることとします。
ただし、供給側入札者が上限を超える売却単価を提示する場合はその理由を求めることとし、事業実施者がその合理性を判断することとします。
※前回供給側落札単価（令和7年度第1回　トレーラーコース：280円／Ｎ㎥、カードルコース：355円／Ｎ㎥ ）

④落札者の義務追加（第15条関係）
利用側落札者の義務として、落札した水素の最終消費地のうち一部が必ず東京都内を含むものとします（第３項）。

➄輸送費の改定（第11条第３項及び別紙１）
利用者が輸送事業者に支払う輸送費を、トレーラーコースは1回あたり80,000円（税抜）、カードルコースは1回あたり55,000円（税抜）に変更します。

入札の概要

※太字は令和7年度第1回トライアル取引からの変更箇所です。

入札実施区分

※太字は令和7年度第1回トライアル取引からの変更箇所です。