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「ユース世代による未来の金融リテラシーピッチコンテスト」開催報告

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2024年2月21日に東京証券取引所オープンプラットフォームにて開催された「ユース世代による未来の金融リテラシーピッチコンテスト」の模様をお届けいたします!

「ユース世代による未来の金融リテラシーピッチコンテスト」とは?

ユース世代による未来の金融リテラシーピッチコンテスト(以下「本コンテスト」)は、「自己ライフスタイル実現のための金融リテラシーが身につくサービスを考案せよ」をテーマに、時流の変化が日々早くなっている昨今において、これからキャリア形成をしていく若者にとって不可欠と言っても過言ではない金融リテラシーについて、ビジネス案の策定を通じて「自分ごと」として考え、学び、そして身に着けることを目的として、一般社団法人ユースキャリア教育機構(以下「ユースキャリア」)と株式会社東京証券取引所(以下「東証」)の共催にて開催いたしました。

本コンテストの概要

本コンテストの参加者には、対面とオンライン参加のハイブリッド形式にて全3回の事前研修(2023年12月27日、2024年1月14日、2月4日に実施)を受講し、金融リテラシーの理解の向上とビジネスプランの作成のための必要知識を習得いただくとともに、チームビルディングを行った2024年1月14日から本コンテスト本番当日までの間は、ユースキャリアに所属する起業家をメンターとして各チームにアサインし、参加者のビジネス案策定を伴走支援する体制としました。
事前研修においては、東証職員によるライフプランに関する講義や、金融教育に関する業界分析・市場分析、そして、ビジネス案のブラッシュアップ、収益構造の可視化など、ビジネス案の策定に必要な要素を1つずつ学んでいただきました。

そして、本番当日である2024年2月21日に、全国から集まった高校生・大学生で構成された全6チーム(総勢25名)の参加者が2か月近くの時間をかけて構築したビジネス案をプレゼンテーションしました。審査員には、一般社団法人日本金融経済研究所代表理事の馬渕磨理子様とユースキャリア代表理事の宇野晋太郎様、そして東証上場部上場会社サポート担当部長の横田雅之を加えた合計3名で、金融教育的視点・ビジネス的観点・プレゼンテーションのクオリティの3つの審査基準において審査を行いました。

以下においては、当日の様子を動画にてお届けいたします。

開会式
最優秀賞(コネクトジェネレーション)
優秀賞(X-PJ)
優秀賞(ヨニダスInc.)
審査員特別賞~教育発展賞~(メッシュ)
審査員特別賞~ビジネス賞~(ZYouth)
審査員特別賞~金融リテラシー賞~(cash-warrior)

参加者の感想

・この2か月間は本当に学びしかない期間でした。全ての経験が初めてのことで、知識を身につけられたことはもちろんのこと、飽きることなく取り組めました。高校生の立場で、東証でプレゼンテーションができたことは忘れられない経験となりました。
・あっという間の2か月間でした。このようなピッチコンテストに参加するのは初めてで不安でしたが、自身の考えを形にしたプレゼンテーションができたことは自信につながりました。
・難しいテーマ設定でしたが、課題に取り組む中で、日本人の金融リテラシーの低さは他人事ではないと気づき、高い熱量で取り組むことができました。
・ビジネス案を考える中で金融を身近に感じることができ、自分ごととして考えられるようになりました。またその経験から、大人とも金融の話を積極的にできるようになりました。
・メンターや東証職員からのフィードバックを受けるたびに、ビジネス案の再構築が必要になりましたが、そのおかげでビジネス案の策定に必要な知識・観点をたくさん学ぶことができました。
・コンテスト本番で審査員からいただいたフィードバックは、自分自身が想像していなかった観点からのものが多く、今後の考え方の参考になりました。
・仲間とともにビジネス案を策定するという経験は初めてでしたが、仲間がいるからこそできる事業があると知ることができ、よい経験になりました。

東証からのメッセージ

本コンテストにご参加された皆様は、身近とは言えなかったであろう「金融リテラシー」をテーマに、2か月近くにわたり、頭を悩ませていたのではないでしょうか。
起業を志す方だけでなく、就職・進学される方にとっても、金融リテラシーは非常に重要なものとなります。参加者の皆様は、今回学んだ知識を、ぜひさらにブラッシュアップして今後の人生に役立ててください!また、本コンテストを通じて得た人間関係はこれから皆様が社会に出るにあたって、かけがえのない財産になるものなので大切にしていただければ幸いです。

将来、本コンテストに参加した皆様が起業家や起業家を支えるパートナーとして、再び東京証券取引所にお越しになることを楽しみにしております。
この度は、本コンテストにご参加いただきまして誠にありがとうございました。
また、様々な形でご協力いただきました方々にも御礼申し上げます。

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