株式会社東京証券取引所は、ETF市場の流動性向上を目指して、2018年7月よりETF市場にマーケットメイク制度を導入し、2019年4月からマーケットメイク制度Version 2.0（以下「Ver.2.0」といいます。）を実施しておりますが、本年10月1日より、Ver.2.0の対象銘柄について見直しを行います。
Ver.2.0においては、期間・銘柄を限定して、追加的な気配提示義務・インセンティブを設定することで、機関投資家の執行にとっても十分な金額の提示をマーケットメイカーに求めることで、各アセットクラスを代表する「スター銘柄」の育成することを目指しております。
今回の改正では、セクターREITや、国内公社債に連動するアクティブ運用型ETFを対象に指定することとし、投資家のニーズの高い業種別ETFを対象に加えることで、より一層の利便性向上を目指します。また、東証REITについては対象から除外することとし、外国株・外国債券等の一部のカテゴリについては対象銘柄数等の見直しを行います。まだ上場銘柄がないカテゴリもありますが、具体的な銘柄が決まり次第、下記ページ「ETFマーケットメイクVersion2.0対象銘柄」にてお知らせします。
本改正により、ＥＴＦ市場の流動性がより一層向上することで、より適切な価格で即時に売買ができるようになることが期待されます。
今後も引き続き、投資者にとって利便性の高い市場の振興に努めて参ります。
| ETFマーケットメイク制度Version2.0について （2023年10月開始） |
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お問合せ
株式会社東京証券取引所 株式部株式総務グループ
電話：03-3666-0141(代表)
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