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マーケットニュース

2025/06/30 OSE 貴金属に係る限日現金決済先物取引のリニューアルについて

 

昨今、金限日現金決済先物取引及び白金限日現金決済先物取引において、市場価格と理論現物価格の間に大きな乖離が継続して発生していることを受けて、当社は昨年12月3日及び本年2月18日にそれぞれ注意喚起を行い、理論現物価格の算出に用いられる標準物の中心限月等の価格を勘案のうえ取引を行うよう注意喚起を実施して参りました。
しかしながら、当該乖離の大きな改善がないまま、理論現物価格を基準として算出した呼値の制限値幅の上限に価格が達し、取引が成立しえない状況も散見されるなど適切な価格形成が阻害されたほか、流動性減少及びそれに伴う価格変動の増幅が見られるなど、投資家保護の観点からも望ましくないと言わざるを得ない状況が続いております。
こうした状況を踏まえて、多様な投資家の皆様に安心して取引をしていただくべく、限日現金決済先物取引の商品性を抜本的に変更するほかはないとの判断に至り、限日現金決済先物取引を取引最終日のある新商品にリニューアルすることとしました。
具体的には、

2026年4月13日に、新たに金標準先物の価格又は白金標準先物の価格を取引対象とする、1年程度で取引最終日が到来する商品設計の金の限月現金決済先物取引及び白金の限月現金決済先物取引を上場します。一方、現行の限日現金決済先物取引は2026年12月22日を取引最終日として休止します。



本対応の詳細はこちらをご覧ください。

なお、本件につきましては、本日からパブリック・コメントを開始しております。

<参考>

2024年12月3日

2025年2月18日

 
 

お問合せ

株式会社大阪取引所 
電話:06-4706-0800(代表)