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マーケットニュース

2025/07/02 OSEJSCC 超長期国債先物で10億円(100枚)の取引が成立

 

2025年7月2日に、大阪取引所の超長期国債先物取引(ミニ)が2025年9月限が100枚(額面10億円)約定しました。これは、2022年6月10日以来、約3年ぶりとなります。

円金利のヘッジツールとして、流動性が高い長期国債先物が市場で広く利用されています。特に2025年4月から5月にかけて、店頭の現物国債取引及び金利スワップ取引における超長期ゾーンで相場が急変動したことを受け、市場参加者の間で超長期国債先物の重要性が再認識されました。

そこで、大阪取引所はマーケットメイカー含む市場参加者の皆様のご協力を得て、超長期国債先物の日中の流動性の改善に取り組んでおり、本日の約定に至りました。

超長期国債先物 清算値段の推移

1990年代後半から円金利の低位安定が続いてまいりましたが、2024年3月のマイナス金利解除・YCCの撤廃、2024年7月及び2025年1月の2回にわたる政策金利(TONA)の引き上げを経て、再び円金利が動く環境に変わりつつあります。

JPXでは、短期から超長期まで、多様な金利リスク管理手段に対するニーズにお応えすべく様々なサービスを提供しており、多くの皆様にご活用いただいております。

・TONA3か月金利先物(2023年5月29日上場)
TONA3か月金利先物の取引金額は、2024年に53兆4736億円を記録し、2023年の10倍超となりました。

・長期国債先物
長期国債先物の取引金額は、2024年に1,663兆7,481億円を記録し、2007年以来の高水準となりました。

・金利スワップ取引
日本証券クリアリング機構の金利スワップ取引の清算金額は、2024年の年間で8,272兆円となり、過去最高を記録しています。

・国債店頭取引
日本証券クリアリング機構の国債店頭取引の清算金額は、2024年の年間で6京1,226兆円となり、過去最高を記録しています。

ご参考

 

お問合せ

株式会社大阪取引所 
電話:06-4706-0800(代表)


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