ちょっとだけ将来のお金について考えてみよう
人生での大きな支出
教育費
約2,300万円(同(すべて私立学校に通う場合))
(文部科学省 「子供の学習費調査」・日本政策金融国庫「教育費負担の実態調査(勤務者世帯)」調べ)
住居費(家を買ったり借りたりするお金)
結婚資金(結婚にかかるお金)
老後にかかる費用(会社を退職した後の生活費や医療費)
このように、将来の支出のためにお金を貯めたり、増やしたりする「貯蓄・運用」が大切になります。
貯蓄・運用の方法
預金・貯金
株式
株式を買うことは、株式を発行している会社の所有者のひとりになることです。会社が利益を出せばその一部を配当金として受け取ることができます。また、株式を買った値段より高く売ればその差額が利益となります。ただし、会社の業績が悪くなり、株式の値段が下がったときは損をすることもありますし、配当金が減ったり、倒産したりする可能性もあります。
投資信託
投資信託は、多くの出資者からお金を集め、まとめて専門家が様々な商品に分散して運用し、その成果を出資者で分配するという金融商品のことです。この中には、例えば、個別の株式を買うより少ない金額で、TOPIXや日経平均株価のような日本全体の景気を表す資料に投資できるETF(上場投資信託)という商品もあります。
債券
保険
貯蓄・運用の3つのポイント
①換金性(かんきんせい)
必要なときすぐにお金に換えられるかどうか。
②安全性
決められた利息・利子を定期的に受け取ることができ、元本(がんぽん) (元のお金)も保証されているかどうか。
③収益性(しゅうえきせい)
値上がりなどによって利益が期待できるかどうか。
以上の3つのポイントを全て満たす金融商品は残念ながらありません。それぞれの商品の特徴を知った上で活用すること大切です。
- まとめ
- 将来の支出を意識しながら、貯蓄や投資にも関心を持ってみましょう。
ライフプランと資産運用