株主との対話

株主との建設的な対話に関する方針

日本取引所グループは、公正かつ透明で使い勝手の良い市場の発展を図ることを通じて、当社の企業価値が持続的に向上することを目指しています。この実現には多様なステークホルダーの声に耳を傾けることが重要であり、株主・投資家等と対話を積極的に行い、長期的な信頼関係を確保していきたいと考えています。

対話に関する体制

株主・投資家等との対話については、IR担当執行役が統括します。また、実際の面談については、面談目的に応じて、取締役、執行役、IR担当部門のいずれかが適宜対応します。
対話の実効性を高めるため、IR担当部門が中心となり、財務部、総合企画部、総務部等のコーポレート部門のほか、子会社である金融商品取引所を始めとしたグループ全体各部門を含めて密接な情報連携を図ります。

主なIR活動

活動 内容
個人投資家向け会社説明会
オンライン形式を含めて随時開催。
アナリスト・機関投資家向け会社説明会 決算説明会、事業説明会(JPX Investor Day)を定期的に実施。
アナリスト・機関投資家との個別面談 機関投資家向けコンファレンスの参加やオンライン形式を含めて随時実施。
IR資料のウェブサイト掲載 決算短信、説明会・株主総会の資料、有価証券報告書、中期経営計画等を掲載。

株主との対話の実施状況等

2022年度に当社グループの経営陣等が行った株主・投資家等との対話の実施状況等は、以下のとおりです。

主な対応者
グループCEO、CFO、IR担当執行役、IR担当部門
対話を行った株主・投資家等の概要 ※
  • 個別面談
    海外投資家:96社 国内投資家:23社
    証券会社アナリスト:17社

  • 会社説明会(4回開催)
    海外投資家:19社 国内投資家:27社
    証券会社アナリスト:27社
対話の主なテーマや関心事項
  • 東京証券取引所の市場区分見直し、フォローアップ
  • 収益拡大に向けた成長戦略・M&A機会
  • 必要資本や株主還元の考え方
経営陣や取締役会に対するフィードバックの実施状況
  • 取締役会において対話内容に関する報告・議論(年2回)
  • 経営陣への対話内容の報告(四半期毎)
対話等を踏まえて取り入れた事項
  • 資本コストや各種財務数値・指標等のヒストリカルデータ一覧のウェブサイト提供
  • 必要資本の明確化、追加株主還元の実施
  • 社数は延べ