ネットワーク

日本取引所グループ(以下「JPX」という)は、取引所システムへの接続サービスとして、災害時における事業継続性を確保したネットワークである「arrownet」を提供しています。

arrownet

arrownet ロゴマーク

arrownetは、JPXの売買・相場報道等の各システムと市場利用者の皆さまとをつなぐ、高信頼ネットワークです。
arrownetは、最先端技術の活用により高速かつ大容量の通信を実現するとともに、複数のアクセスポイントやセカンダリセンタとの接続を備え、災害時におけるJPXの事業継続性や、市場参加者の皆さまの取引継続性を確保しています。
また、JPXのみならず、他の市場関係機関への接続も備え、統一的な証券市場ネットワークとして、利便性・効率性の高い市場アクセスを市場参加者の皆さまに提供しています。

システム概要

システム概要
  • 上記画像の拡大版をご覧になりたい方は、以下のPDFデータをご利用ください。
システム概要 PDF

システムの特徴

高速性 (レイテインシーの低減)

  • アクセスポイント~センタを結ぶ高速回線網は、WDM(光波長分割多重装置)を用いた10Gbpsの光ファイバーリング網を採用
  • 低レイテンシーネットワークの実現(アクセスポイント経由:片道260マイクロ秒程度(注1)、コロケーション経由:片道4.7マイクロ秒程度(注2))

信頼性 (99.999%の可用性を確保)

  • 完全異経路及び地下敷設率99%の安全な光ファイバーリング網の構築(大規模地震等の広域災害に対応)
  • 利用者接続回線を分散収容(3ヶ所のアクセスポイント)

拡張性 (追加型の拡張性を担保)

  • 光ファイバーリング網は十分な増波帯域を確保(コロケーション外部接続用ネットワークは増波した2波長目を利用)

接続性 (ユーザーコネクティビティの柔軟性)

  • 証券会社等の接続回線について6キャリアを採用、複数の回線サービス(広域Etherネット(網型サービス)・専用線)と利用帯域(128kbps~10Gbps)による柔軟な対応

arrownetの特徴

超広帯域回線サービス(10Gbps回線)の提供(2016年1月より提供開始)

  • マーケットの急激な変化等に伴う注文集中や相場配信データの増大等に対し、十分に対応可能な超広帯域回線を提供いたします

複数のサービスを1つの回線で利用可能に

  • ネットワーク仮想化技術を採用することにより、注文の発注(ユニキャスト通信)及び相場情報の受信(マルチキャスト通信)等、通信方式が異なるサービスや、本番環境及びテスト環境等、異なるシステム環境に対して、1つの回線で接続することが可能になります

他機関システムと接続可能な通信プラットフォーム

  • arrownetを市場関係他機関にご利用いただくことによって、東証以外への接続が可能となり、我が国証券市場全体の接続利便性の向上に貢献します

グローバルなアクセス利便性の向上

  • 海外からのアクセス利便性向上を目的とし、各グローバルサービスベンダとの接続を推進しています。 詳細はコロケーションサービスサポートプロバイダー一覧のページをご参照ください
  • arrownetにおける実測値(アクセスポイント1から、プライマリセンタの売買系システムまでの片道)
  • コロケーション内部接続における実測値(プライマリセンタ内における、コロケーションエリアから、売買系システムまでの片道)