財務会計基準機構のご案内

財務会計基準機構、企業会計基準委員会は、2001年に、わが国企業を取り巻く急速な環境変化にわが国会計基準を適切に対応させるため、財務諸表の作成者、利用者のニーズを迅速・的確に反映できるよう、民間、独立、常設の会計基準設定主体として発足し、以来、多数の会計基準や実務上の取扱いに関する指針の開発等を進めてきております。
財務会計基準機構、企業会計基準委員会の活動には、会計基準の作成において主体的な役割を担える充実した組織と高い独立性をもった運営を安定的に行うことが必要ですが、その運営に係る資金は、会計基準の受益者が会員加入等により広く支えていくことが求められています。東京証券取引所では、とりわけ、当取引所上場会社については、わが国資本市場を代表する上場会社として、早期に全社の加入が実現することを強く期待しており、会計基準等の変更への的確な対応に向けた体制整備に努めるべき旨を、企業行動規範の「望まれる事項」として規定するとともに、上場会社各社に対し、財務会計基準機構への加入を繰り返しお願いしてまいりました。幸いにも、これまでに多くの上場会社の皆様のご理解をいただき、当取引所上場会社の加入比率は9割を超え、ほとんどの会社が加入されております。

 
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