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2025/07/18 OSEJSCC 超長期国債先物の取引高・建玉残高が2014年以来で最高を記録
大阪取引所の超長期国債先物取引(ミニ)の取引高は、2025年7月14日及び7月16日にそれぞれ750枚(75億円)、建玉残高は7月17日に1,565枚(156.5億円)となり、取引高・建玉ともに、2014年4月7日の市場再開以来の最高を記録しました。
7月の月間取引高も、7月18日時点で3,924枚(392.4億円)となっており、市場再開以来の最高値を更新中です。
円金利のヘッジツールとして、流動性が高い長期国債先物が市場で広く利用されていますが、特に2025年4月から5月にかけて、店頭の現物国債取引及び金利スワップ取引における超長期ゾーンで相場が急変動したことを受け、市場参加者の間で超長期国債先物の重要性が再認識されました。
その結果、超長期国債先物取引市場は、2025年7月以降、市場参加者の皆様のご利用が増加し、徐々に市場が拡大しております。

JPXグループでは、短期から超長期まで、多様な金利リスク管理手段に対するニーズにお応えすべく様々なサービスを提供しており、多くの皆様にご活用いただいております。
- TONA3か月金利先物(2023年5月29日上場)
TONA3か月金利先物の取引金額は、2024年に53兆4736億円を記録しました。1日当たりの取引金額は2,182億円と、2023年の6倍超となりました。 - 長期国債先物
長期国債先物の取引金額は、2024年に1,663兆7,481億円を記録し、2007年以来の高水準となりました。 - 金利スワップ取引
日本証券クリアリング機構の金利スワップ取引の清算金額は、2024年の年間で8,272兆円となり、過去最高を記録しています。 - 国債店頭取引
日本証券クリアリング機構の国債店頭取引の清算金額は、2024年の年間で6京1,226兆円となり、過去最高を記録しています。
ご参考
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