パラジウム先物

商品概要

パラジウムの元素としての発見は、白金よりも更に新しい19世紀初頭のことであり、当時発見されたばかりの小惑星「パラス」にちなんでこのように命名されました。白金と同じPGM(白金族金属)に属し、白金と同様の触媒としての性質を持つため、主にガソリンエンジン用の排ガス浄化触媒として使用されています。また、耐食性に優れ、融点がPGMの中では最も低く、加工性に優れることから、歯科治療用や18金の割材としても使用されています。
供給面の特徴としては、白金と同様に資源の偏在が著しく、全世界の年間鉱山生産量のおよそ8割をロシアと南アフリカ共和国が占め、これを両国で折半するような状況が続いています。近年、自動車が普及途上の新興国において排ガス規制が強化される一方、鉱山におけるパラジウムのみの純生産が限られ、白金やニッケルなどの他の金属の副産物として生産されるという供給制約が存在することから、価格の著しい上昇がみられます。