英文開示実践ハンドブック

東京証券取引所では、英文開示を実施する際のノウハウや留意事項を取りまとめ、上場会社における実務上の負荷を軽減することを目的として、「英文開示実践ハンドブック」を作成しています。上場会社の皆様におかれましては、これから英文開示を始める、あるいは、拡充する際にご利用ください。
本ハンドブックは2022年に初版を発刊し、その後決定した、プライム市場における英文開示の義務化を踏まえ、日英同時開示に資する情報を充実させるなどして、2024年に改訂したものです。
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利用にあたって
- 海外投資家対応は、英文資料の作成にとどまらず、それを出発点として、海外投資家との間で建設的な対話を行うことや、海外投資家の投資を呼び込むことまで行うことが期待されるものです。本ハンドブックでは英文資料作成に焦点を当てていますが、海外投資家向けIRに当たっては、海外投資家とのコミュニケーションを円滑に進めるためのノウハウや留意事項を収集することも意識して進められると、より有効に行うことができると考えられます。
- 上場会社における英文開示のあり方は、上場規則への対応にとどまらず、海外投資家との対話の内容等を踏まえ、自社に適した形を継続的にご検討いただき、進展させることが重要です。経営陣の役割として、英文開示の目的を理解し、自社の目指すべき姿を実現するために必要な体制整備やリソース確保・拡充にも取り組んでいただきますよう、お願いいたします。