概要

ベンチャーファンドの運用方法

ベンチャーファンドの運用方法

ベンチャーファンドとしての性質を担保するために、上場審査基準では、上場申請時において上図の投資比率を満たしているか、上場後6か月以内に達成できる見込みのあることを求めています。

未公開株等評価機関

ベンチャーファンドの運用状況を正確に把握するためには、適正な評価に基づく未公開株等の時価の開示が必要です。未公開株等の評価の適正性を確保するために、未公開株等の評価に係る業務を東京証券取引所(以下「東証」という)が適当と認める外部の未公開株等評価機関に委託することを求めています。

ディスクロージャー(抜粋)

ベンチャーファンドは主に未公開株に投資することから、未公開株等に関する情報の適時開示が重要になります。東証の開示制度では、主に次のような事項について適時開示を求めることにより、投資判断材料を提供します。

適時開示
  • 純資産総額の5%以上の運用資産を譲渡又は取得した場合
  • 運用資産の未公開株等が上場されることとなった場合
  • 運用資産の株券等が上場廃止されることとなった場合
  • 手続の申立てを行った場合・投資先の未公開企業が破産、再生手続及び更生
1口当たり純資産額 (週1回)
  • 未公開株等、未公開株等関連資産、上場後5年以内の株券等及びその他の資産に区分して開示
  • 未公開株等評価機関の評価に基づく未公開株等及び未公開株等関連資産の時価を記載(参考情報)
運用資産の概要 (月1回)
  • 上場後5年以内の株券等の一覧表【記載内容:銘柄、所有数、取得原価等】
  • 未公開企業の概要【記載内容:商号、資本金、事業の内容、決算の概要等】
  • 直近の運用状況及び短期的な運用方針

適時開示の例

1口当たり純資産額

1口当たり純資産額の推移を見ることで、ファンドの運用状況を知ることができます。
また、未公開株等及び未公開株等関連資産、上場後5年以内の株券等、その他の資産の内訳をみることで、ファンドの組入状況がわかるだけでなく、未公開株等評価機関の評価に基づく評価額も参考情報として記載されるので、ファンドの状況をより詳しく知ることができます。

未公開企業の概要

ファンドにどのような未公開企業が組み入れられているかを知ることにより、ファンドの状態を知ることができます。
上場会社については比較的情報が多くありますが、未公開企業については情報の収集が困難なため、ファンドに対して組み入れられている未公開株等の発行者である未公開企業の概要を開示することを求めています。

直近の運用状況及び短期的な運用方針

ファンドの運用状況と、どのような方針に基づいて運用を行っているかを知ることにより、ファンドの性格をより詳しく知ることができます。