現物取引

arrowhead

arrowheadは、2010年1月4日に稼働した、世界最高水準の高速性・信頼性・拡張性を兼ね備えた、現物商品の売買システムの呼称です。その後、注文件数の増加、短時間での注文集中、投資家の新しいニーズ等の株式市場の環境変化に対応するため、2015年9月24日にリニューアルしています。
対象取引は現物商品にかかるオークション取引(株式、CB等)です。

arrowheadリニューアルについて PDF
動画で見るarrowheadリニューアル(富士通株式会社ウェブサイト)icon-block

システムの特徴

高速性

項目 処理能力
注文応答時間 約0.3ミリ秒
情報配信時間 約1ミリ秒

信頼性

注文・約定・注文板などの取引情報を三重化されたサーバ上で処理します。

拡張性

注文件数等の増加に対応した柔軟なキャパシティ拡張を可能とします。

主な機能

2015年9月のarrowheadリニューアル時に、電子取引の拡大・売買の高速化が市場に与えるリスクに対応し、次のリスク管理機能を新設しています。

リスク管理機能 想定される利用局面 機能概要
コネクション異常切断時注文取消機能
(キャンセル・オン・ディスコネクト)
取引所システムとの間の接続の異常切断時 取引参加者と取引所システムとの接続の異常切断時に、既に発注された注文を取引所システム側で自動的に取り消します。
注文抑止・取消機能
(キルスイッチ)
アルゴリズムの誤動作等による不測の注文発注等 取引参加者が、本機能で指定したサーバからの注文を抑止すると、既に発注された注文を取引所システム側で自動的に取り消します。
ユーザ設定型ハードリミット 一定の基準を超えた注文の抑止 取引参加者が注文を抑止する閾値(注文あたりの代金、単位時間あたりの注文・約定代金の上限)をサーバ毎に設定できるリミッター機能です。
テスト用銘柄
(ダミーシンボル)
取引参加者の発注システム変更後の確認 取引参加者がシステムの変更後、実際の銘柄に発注する前に、本番マーケットに登録されたテスト用銘柄を使用し、発注確認できます。

システム名称及びロゴマーク

「arrow」 はスピードを象徴し、レスポンスを中心とした処理性能の高速性を意味しています。
また、「head」は障壁をものともしない頑強な矢の先端をイメージさせることで、堅牢性や信頼性を意味しています。
小文字で表記することにより、拡張性を表現しています。

arrowheadロゴマーク

ToSTNeTシステム

ToSTNeTシステム(Tokyo Stock Exchange Trading NeTwork System)は、立会外取引用の売買システムです。近年はarrowheadでのオークション取引同様に、ToSTNeT市場における注文件数も増加傾向にあることから、処理能力や利便性の向上を目的として、2017年3月21日にToSTNeTシステムをリプレースし、より高速かつ安定した取引環境を提供しています。
対象取引は現物商品にかかる立会外取引です。

ToSTNeTシステムのリプレースについて PDF