現物市場の機能強化に向けた取組み(取引時間の延伸等)
東京証券取引所は、市場を巡る環境変化や多様化する投資家のニーズに対応するとともに、市場利用者の利便性や国際競争力、レジリエンスをさらに高めていく観点から、2021年5月に「市場機能強化に向けた検討ワーキング・グループ」を設置し、そこでの議論を踏まえ、2021年10月、「現物市場の機能強化に向けたアクション・プログラム」を公表いたしました。
当取引所では、本アクション・プログラムに記載のとおり、現物市場の機能強化に向けた取組みとして、取引時間の30分延伸やクロージング・オークションの導入等を、現物売買システム(arrowhead)の更改(2024年11月5日稼働)にあわせて実施しました。
また、これらの制度改正の効果検証や改善に向けた検討を行うため、多様な市場関係者で構成する「売買制度ワーキング・グループ(WG)」を2025年10月に設置し、そこでの議論を踏まえ、2026年4月22日に「売買制度ワーキング・グループ報告」を公表いたしました。
当取引所では更なる終値形成の透明性・信頼性向上のため、ランダムクローズ方式を導入いたします(2027年10月12日予定)。
ランダムクローズの導入により、ゲーミング行為(価格操作)や大引け直前における過度な価格変動(ボラティリティ)の抑制に加え、注文発注タイミングの前倒しによる終値形成プロセスの早期化が期待されます。
- ランダムクローズ方式:大引けの板寄せの時刻を、一定の範囲内で毎営業日ランダムに決定する仕組み。
- 同WGで議論している「呼値の単位の更なる適正化」については、「呼値の単位」を参照ください。
| 2021/05/18 | 「市場機能強化に向けた検討ワーキング・グループ」の設置について |
| 2021/10/27 | 「現物市場の機能強化に向けたアクション・プログラム」の公表について |
| 2026/04/22 | 「「売買制度ワーキング・グループ報告」の公表について」 |
- 取引時間の延伸に向けた各業界における取組状況や公表情報については、ページ後段の関連リンクをご覧ください。
(参考)延伸後の取引時間のイメージ
現物市場
デリバティブ市場
(参考)クロージング・オークション導入後のイメージ(2024年11月5日~2027年10月8日迄)
- 現物市場の売買制度の見直しにあたり、東証の価格形成ロジックを詳しく解説した書籍『東証公式ガイド 精選例題でわかる株式取引ルール』(2021年発刊)について、クロージング・オークション等に関する例題を新設した本書の第2版を刊行しました。
(参考)ランダムクローズ導入後のイメージ(2027年10月12日~)
規則改正に関する情報
各種公表資料の掲載時刻の変更
取引時間の延伸等に伴い、当取引所における各種公表資料のウェブサイト掲載時刻を以下のとおり変更いたします。
- 日本証券クリアリング機構については、こちらをご参照ください。
関連リンク
取引時間の延伸等に向けた各業界における取組状況や公表情報については、以下をご覧ください。
| 2022/09/28 | 取引時間等に関する当取引所の対応について(名古屋証券取引所) |
| 2022/11/09 | ㈱東京証券取引所の立会時間延長に伴う貸借申込時間等の変更について(日本証券金融) |
| 2023/06/15 | 次期売買システム稼働に伴う売買制度の見直しについて(札幌証券取引所) |
| 2023/06/26 | 東京証券取引所次期売買システム稼働に伴う売買制度の見直しについて(福岡証券取引所) |
| 2023/12/21 | 「正会員の業務運営等に関する規則」等の一部改正に係る意見募集の結果について(投資信託協会) |
| 2026/07/29 | 現物市場の更なる機能強化に向けた売買制度の見直しについて (名古屋証券取引所) |
| 2026/07/29 | 売買制度の見直しについて (福岡証券取引所) |
| 2026/07/29 | 売買制度の見直しについて (札幌証券取引所) |