上場制度の総合整備
東京証券取引所(以下「東証」という)では、上場諸制度のうち、ディスクロージャー制度のあり方等を検討するため、2009年10月に、上場制度整備懇談会の下に独立した「上場制度整備懇談会ディスクロージャー部会」(座長:黒沼悦郎・早稲田大学大学院法務研究科教授)を設置しました。
当部会では、「上場制度整備の実行計画2009」に掲げた「具体策の実施に向け検討を進める事項」を中心として、ディスクロージャーに関連する諸制度についての検討を行いました。
- 四半期決算におけるより効率的・効果的な実務の実現
- IFRS(国際会計基準)の任意適用を踏まえた上場制度上の対応
半年間、合計6回の部会での検討を経て、2010年3月24日に「上場制度整備懇談会ディスクロージャー部会報告-四半期決算に係る適時開示、国際会計基準(IFRS)の任意適用を踏まえた上場諸制度のあり方について-」として、東証に対する提言がとりまとめられました。
2010年6月、本報告書で示された提言に沿って、関連諸制度及び四半期決算短信様式・同作成要領などの改正を行いました。
ディスクロージャー部会報告
ディスクロージャー部会委員名簿
ディスクロージャー部会の審議状況
上場会社・機関投資家の意識・実態調査結果の概要