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お知らせ

円金利スワップ取引清算業務におけるSTP(Straight Through Processing)を強化し、SEF/MTFで取引執行するクライアントをサポートします。

2023年9月19日

当社の金利スワップ取引清算業務において、欧米の取引執行プラットフォームであるSwap Execution Facility (SEF)又はMultilateral Trading Facility (MTF)で執行されたクライアント取引について、「Take-upプロセス」※1を省略して清算することが可能となりましたのでお知らせします。

昨今の円金利市場の変化を踏まえたヘッジニーズの高まりを背景に、2023年における金利スワップ取引の清算引受金額は8月時点で1,181兆円に達し、年間ベースで既に2012年の業務開始以来過去最高を記録※2するなど、国内外を問わず幅広い利用者の皆様に当社清算サービスをご利用いただいております。

こうした中、SEFやMTFで金利スワップ取引を執行し、当社での清算を希望する国外の利用者様が増えていることから、当社では、取引執行から清算までのSTPを強化するべく取り組んでまいりました。この度の対応により、クライアントの皆様がSEFやMTFで取引を執行した後、Take-upプロセスを省略することで、より迅速に当社清算サービスにアクセスいただくことが可能となりました。

当社代表取締役社長の小沼泰之は、「今回の対応が、本邦円金利スワップ取引市場をより効率的で堅牢にすると同時に、特にクライアントの皆様の利便性に資するものであると確信しています。取引の電子取引執行やSTPの重要性が高まる中、本邦デリバティブ市場の更なる発展に貢献できるよう、今後もサービス向上に努めてまいります。」と話しています。


※1 Take-upプロセスとは、クライアント取引を当社が清算する前に、当社と受託清算参加者間で実施している有価証券等清算取次ぎに係る意思確認プロセスのことをいいます。Take-upプロセスは、受託清算参加者と各クライアント間の取決めに基づき省略可能となります。
※2 2023年9月1日付 当社プレスリリース:2023 年の金利スワップ取引(IRS)清算引受金額が過去最高を更新