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リスク管理参加者破綻処理

参加者破綻処理

(2018年2月13日現在)

  • JSCCは、清算参加者が破綻しないよう、清算参加者の信用リスク管理を行っていますが、万が一清算参加者が破綻した場合に備え、清算参加者の破綻事由や破綻した場合の手続、これに関わる当事者の義務を含む、破綻処理手続の詳細を規則に定めています。
  • JSCCは、清算参加者が債務を履行することができない場合又はそのおそれがある場合に、経営陣の判断により、清算参加者の破綻を認定します。破綻を認定した場合、JSCCは、新たな取引の債務引受・債務負担を停止する措置を講じるとともに、破綻した清算参加者のポジションを処理し、損失を確定させます。
  • JSCCは、清算対象商品ごとに、その特性に応じたポジションの処理方法を採用しています。具体的には、上場商品については、市場において整理売買・反対売買を行うこととしていますが、ポジションの構成、規模及び市況等に応じて必要な場合には、ヘッジ取引・オークションも行うことにより、破綻した清算当事者のポジションを処理します。また、CDS取引、金利スワップ取引及び国債店頭取引については、非破綻参加者が参加するオークションを行うことにより、破綻した清算当事者のポジションを処理します。この場合において、CDS取引、金利スワップ取引については、オークションまでの間の損失の拡大を防ぐため、破綻処理に関する各清算業務の諮問委員会(CDS破綻管理委員会、金利スワップ破綻管理委員会)の助言のもと、破綻清算参加者のポジションに対して速やかにヘッジを行うこととしています。
  • ポジション処理の際、上場デリバティブ取引、CDS取引、金利スワップ取引については、顧客取引について他の清算参加者へのポジション及び担保の移管を可能としています。現物取引及び国債店頭取引においては、JSCCは移管すべき顧客担保の預託を受けていません。
    <分別管理・勘定移管についてはこちら>
  • JSCCは、破綻処理によって生じた損失を、その規則に基づき、損失補償財源によってカバーします。
    <損失補償財源についてはこちら>
  • JSCCは、清算参加者の破綻が発生した場合であっても、通常の決済スケジュールを変更せずに決済を履行します。JSCCはこの決済の履行のために、一時的に必要な資金流動性を調達するため、資金流動性供給ファシリティを維持しています。また、国債店頭取引については、これに加えて、清算参加者等との国債証券のレポ取引により資金流動性を調達する制度を設けています。
    <資金流動性管理についてはこちら>