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プレスリリース

大規模金融機関の破綻を想定したグローバルな訓練(グローバル・ファイヤー・ドリル)の実施について

2023年11月20日

株式会社日本証券クリアリング機構(以下「JSCC」という。)は、各国の主要な清算機関と連携※して、2023年11月13日(月)から 11月20日(月)にかけて、銀行、証券会社等の金融機関(52機関)に加えて、金融庁、日本銀行等の参加を得て、大規模金融機関の破綻を想定したグローバルな訓練(以下「グローバル・ファイヤー・ドリル」という。)を実施いたしました。

各国の清算機関は、その参加者である金融機関が破綻した結果、他の金融機関に影響が波及して金融危機に発展することがないよう、過去の金融危機を踏まえその機能を整備・強化してきました。今般実施されたグローバル・ファイヤー・ドリルは、グローバルに展開する仮想の金融機関の破綻を想定し、世界の主要な清算機関が一斉に破綻処理対応の訓練を実施する初の試みです。

JSCCは、取引所取引や店頭取引の清算に参加する金融機関(清算参加者)が万が一経営破綻した場合であっても、破綻参加者の担保を処分し、未決済のポジションを解消することにより他の金融機関の取引に影響を与えないよう、破綻処理体制を整備しています。こうした対応は、JSCCに求められる重要な機能の一つであり、今回の訓練で得られた気づきや知見も踏まえて、引き続き、破綻処理体制の維持・向上に努めてまいります。(今回実施した訓練の概要に関しては、以下をご参照ください。)

※国際的な清算機関の業界団体であるCCPグローバルが初めて実施する破綻演習。米国のChicago Mercantile Exchange Group、英国のLCH Ltd等、世界の31清算機関が参加。

大規模金融機関の破綻を想定したグローバルな訓練(グローバル・ファイヤー・ドリル)の実施について

【本件に関するお問合せ先】
株式会社 日本証券クリアリング機構
清算リスク管理部
TEL:03-3665-1234(代表)