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プレスリリース

金利スワップ取引清算業務における米ドル担保の取扱い開始について

2025年1月9日

株式会社日本証券クリアリング機構(以下「JSCC」といいます。)は、金利スワップ取引清算業務において、適格担保として米ドルを追加しました。
清算参加者等から預託を受けた米ドル担保は、ステート・ストリート信託銀行株式会社(以下「SSTB」といいます。)に信託設定を行った後、同行の親会社であるステート・ストリート銀行(ボストン)が、米国債の清算機関であるFixed Income Clearing Corporation(FICC)と共同開発したスポンサード・レポ取引で日々運用を行います。

JSCCの代表取締役社長小沼泰之は、今回の取組について次のように述べています。
「金利スワップ取引清算業務において米ドルを適格担保として追加することは、グローバルな清算参加者及びその顧客に対し、清算サービスを展開するJSCCにとって非常に大きなマイルストーンであります。世界的にCCPによる担保の安全な保管と効率的な運用がますます求められる中で、ステート・ストリートによるドル担保のサービスは、我々の日本国内及び外国のユーザーにとって、大きな価値を実現すると、確信しております。」

SSTBの代表取締役社長寺田景子氏は、次のように述べています。
「市場を支える重要なインフラである日本証券クリアリング機構のサービス拡充と国際競争力強化にステート・ストリートがパートナーとしてサポートする機会を賜り大変光栄です。今回我々が提供する外貨建て信託からのスポンサード・レポ取引は、クレジット、リスク管理の厳格化に対応する新しい取引手法で、米SECが2026年6月に導入予定の米国債レポ取引の中央清算義務を満たすものです。弊社は今後も本邦市場関係者がより良い成果を得られるようお手伝いをして参ります。」

今後もJSCCは、市場参加者の利便性向上に資するべく、安全で効率的な清算業務の運営に努めて参ります。

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