お知らせ
【投資者の皆様へ】長期国債先物グループに係るプライス・スキャンレンジの設定方法を一部見直しいたします
2020年5月18日
当社では、国債先物等清算資格に係る取引証拠金所要額の相場変動に対するカバレッジの改善を図るべく、当該資格に係る取引証拠金所要額に影響を与えるパラメーターである長期国債グループに係るプライス・スキャンレンジに関して、下記1.のとおり、本年5月25日(月)適用日より設定方法を見直すこととします 。
また、当該見直しとあわせ、本年7月27日(月)から適用する「SPANパラメーターの取扱い」(注)における長期国債グループに係るプライス・スキャンレンジについても、下記2.のとおり見直すこととします。
記
1.本年5月25日(月)より適用する長期国債グループに係るプライス・スキャンレンジの設定方法
想定保有日数 | 計算方式 | |
---|---|---|
見直し前 (現行の設定方法) |
1日間 | ボラティリティ指数方式 |
見直し後 | 1日間 | ヒストリカル・シミュレーション方式 |
見直し後の「SPANパラメーターの取扱い」の詳細につきましては、別紙1を御参照ください。
2. 本年7月27日(月)より適用する長期国債グループに係るプライス・スキャンレンジの設定方法
想定保有日数 | 計算方式 | |
---|---|---|
見直し前(注) | 2日間 | ボラティリティ指数方式 |
見直し後 | 2日間 | ヒストリカル・シミュレーション方式 |
見直し後の「SPANパラメーターの取扱い」の詳細につきましては、別紙2を御参照ください。
用語
・想定保有日数:
参加者デフォルトの発生から未決済ポジション処分までに要すると想定する期間。
・ボラティリティ指数方式:
原資産の価格変動率が、当社が指定するボラティリティ指数を標準偏差に持つ正規分布に従うとの前提のもと、
価格変動率の99%をカバーする想定価格変動幅を算出する方式。
・ヒストリカル・シミュレーション方式:
原資産の実際の価格変動率を用い、当該価格変動率の99%をカバーする想定価格変動幅を算出する方式。
(注)以下で御周知した見直しを指します。
【投資者の皆様へ】先物・オプションの取引証拠金の水準が引き上げられます。
【別紙1】SPANパラメーターの取扱い(本年5月25日より適用) | |
【別紙2】SPANパラメーターの取扱い(本年7月27日より適用) |