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JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取り組み、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。

10月

国債先物取引市場の開設40周年について(10月19日)

日本取引所グループ(以下「JPX」)の国債先物取引市場は、10月19日に開設40周年を迎えました。
1985年10月19日、日本初の金融先物取引として長期国債先物が東京証券取引所に上場して以来、2014年3月の大阪取引所への市場移管を経て、国内外の多くの投資者に利用され続けています。
この間実施してきた取扱商品の多様化や、様々な制度改革に加えて、金利動向の変化などを背景に、国債・金利先物取引の重要性が再認識され、当取引の取引高は近年着実に増加しております。
JPXは、今後もデリバティブ市場の利便性向上を図り、日本の金融市場の発展に貢献してまいります。

金及び白金先物の新商品愛称発表式を東京証券取引所ビルにて開催(10月20日)

大阪取引所は、2026年4月13日に上場予定の金及び白金先物の新商品を「ポケットゴールド100先物」と「ポケットプラチナ100先物」と命名し、東京証券取引所ビルで発表式を行いました。公募で集まった831件からこの愛称を最も早く応募した「まつはしよしのり氏」が命名者に選ばれました。
発表式には日本商品先物振興協会会長ら関係者が出席し、表彰状と2分の1オンス金貨が命名者へ授与されました。「ポケット」のイメージを大切に、多くの方に愛され親しまれる商品を目指します。

SnowflakeにおけるTDnet開示情報の提供開始について(10月20日)

JPX総研は、TDnet開示情報について、新たにSnowflake合同会社の先進的なデータクラウドプラットフォーム(以下「Snowflake」)を通じた提供を2025年10月20日から開始しました。
Snowflakeを通じたデータ提供により、利用者はデータ取得・更新・保管に必要な費用や対応負荷を軽減することができるため、より開示情報の分析にフォーカスしてご利用いただけます。
本サービスでは上場銘柄の全てのTDnet開示情報を提供しますが、提供情報や配信頻度によって複数のラインナップをご用意しておりますので、用途に応じて選択いただけます。
詳細は関連ページをご覧ください。

Japan Weeks 2025 セミナー「金融の未来を創るデータとAI」を開催(10月23日)

日本市場の魅力を効果的に発信するため今年も「Japan Weeks」が開催され、その関連イベントとして、JPX総研は「金融の未来を創るデータとAI」セミナーを開催しました。(共催:株式会社QUICK、協賛:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社)
JPX総研セッションでは、日本取引所グループにおける最近のAI領域での取組みやAIを活用した新規サービスについてご紹介し、パネルディスカッションでは、データ利用者、情報ベンダ、AI技術・クラウドサービス提供者といった多様な立場から『AIが解き放つ金融データの可能性』について議論を行いました。
JPX総研では、今後もAI技術の活用を含めてデータサービスの充実に取り組んでいきます。

2025年度第2四半期決算の公表(10月29日)

日本取引所グループは、2025年度第2四半期決算を公表しました。
営業収益は、現物の売買代金が前年同期を上回り、市況に連動する取引・清算関連収益が増加したことや、⾦利スワップ取引の担保管理から得る収益等の増加などから、前年同期比75億円増(+9.2%)の893億円となりました。
また、営業費用は、⾦利スワップ取引の担保管理にかかる清算参加者への返戻額等の増加や、arrowhead4.0等の稼働に伴うシステムコストの増加などから、同38億円増(+11.1%)の389億円となりました。
この結果、営業利益は、同35億円増(+7.5%)の512億円、中間利益(親会社の所有者帰属分)は同22億円増(+6.9%)の345億円となりました。