マーケットメイク制度

マーケットメイク制度の概要

東京証券取引所では、国民の安定的な資産形成に対する重要性が高まっていることを背景に、少額分散投資に資する商品の一つである、ETFの流動性を向上させるために、2018年7月2日に、ETF市場におけるマーケットメイク制度を導入しました。
 本制度において、当取引所は、申請をもとに銘柄ごとにマーケットメイカーを指定し、指定を受けたマーケットメイカーは、気配提示義務を履行することで、インセンティブ(報酬)を得ることができます。マーケットメイカーが気配提示義務を履行することによって、対象のETFに対して、需給動向を踏まえた公正な価格で、十分な量の気配が提示されることになり、投資家の皆様が売買をしたいタイミングで、より良い価格で売買する環境を提供できるようになります。
 また、運用会社が気配提示義務とインセンティブを独自に設定し、マーケットメイカーを呼込むことを可能にするスポンサード・マーケットメイク制度をあわせて導入しています。本制度によって、より多くの銘柄にマーケットメイカーが参入することが期待されます。

 
東証マネ部!の解説記事icon-block
 
マーケットメイカーが参加している銘柄一覧
 
ST-1 ETF市場におけるマーケットメイク制度の詳細 PDF
ST-2 (マーケットメイカー向け)マーケットメイク出来る銘柄一覧 Excel
マーケットメイク制度/Version2.0の見直し
(2024年4月から開始)
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[参考] マーケットメイク制度Version2.0の見直し
(2024年1月から開始 JPXプライム150指数)
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[参考] マーケットメイク制度Version2.0の見直し
(2024年1月から開始 MSCI ACWI)
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[参考] マーケットメイク制度Version2.0の見直し
(2023年10月から開始)
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マーケットメイカーの参入状況

各銘柄に参入(サインアップ)しているマーケットメイカーについては、以下をご参照ください。

マーケットメイカーの参入状況(2024年4月25日時点) Excel