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JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取り組み、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。

11月

現物市場における取引時間の延伸とクロージング・オークションの導入について(11月5日)

東京証券取引所(以下、「東証」)は、市場を巡る環境変化や多様化する投資家のニーズに対応するため、2024年11月5日に現物売買システムの更改(arrowhead4.0の稼働)を行い、取引時間を30分延伸(現物市場の立会終了時刻を15時から15時30分に変更)するとともに、これに伴うデリバティブ市場の取引時間の変更を併せて実施しております。
また、終値形成における透明性の向上を目的として、15時25分から売買を成立させない5分間の注文受付時間を設けた後、15時30分に板寄せを行うクロージング・オークションを導入いたしました。
東証では、投資家の皆様の利便性向上に寄与すべく、引き続き様々な施策を行ってまいります。

Tradewebと東証における、日本のETFの流動性向上に向けた協働について(11月11日)

東京証券取引所(以下、「東証」)と世界中で電子取引市場を運営する Tradeweb Markets LLC. (以下「Tradeweb」)は機関投資家による東証上場ETFへのアクセス強化を目指して協働していくことを公表しました。
東証ETFのRFQプラットフォームであるCONNEQTORとTradewebが新たに接続することで、世界中の機関投資家はTradewebを経由して東証ETF市場へ容易にアクセスすることができるようになります。国内投資家だけでなく海外の投資家も含めた、東証ETF市場を利用する投資家の皆様が、「ETFをもっと早く、もっと安く」取引いただけるように、ETF市場の流動性・利便性を向上させていきます。

「資本コストや株価を意識した経営」に関する「投資者の目線とギャップのある事例」の公表(11月21日)

東京証券取引所は、2023年3月から、プライム市場及びスタンダード市場の全上場会社を対象に、「資本コストや株価を意識した経営」の推進をお願いしており、多くの上場会社の皆様に取組みを開始いただいております。
今般、上場会社の皆様に、自社の取組みを点検・ブラッシュアップする際の参考としていただくため、新たに「投資者の目線とギャップのある事例」を取りまとめるとともに、本年2月に公表した「投資者の視点を踏まえた対応のポイントと事例」について、最近の投資者からのフィードバックを踏まえて、ポイント・事例を拡充いたしました。

東京都グリーン水素トライアル取引の実施について(11月29日)

東京商品取引所は、東京都が実施するグリーン水素トライアル取引事業の協定事業者に選定され、本年12月に東京都と共同でグリーン水素のトライアル取引を実施するため、「東京都グリーン水素トライアル取引事業特設サイト」を開設するとともに、詳細を公表し、グリーン水素の供給希望者・利用希望者を対象に本事業への登録申込の受付を開始しました。
東京商品取引所は、東京都が検討を進める水素取引所の立ち上げに向けた取組に賛同し貢献していきたいと考えていることから、JPXグループが有する市場運営の知見を活かして、東京都とともに本事業の制度設計及び実施運営をしてまいります。