JPXマンスリー・ヘッドライン
JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取り組み、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。
8月
短期金利先物(TONA3か月金利先物)の建玉が5万単位超を達成(8月7日)

大阪取引所(以下「OSE」)は、短期金利の変動に対するヘッジ機能提供等を目的に2023年5月に短期金利先物としてTONA3か月金利先物取引を開始しました。
以降、TONA3か月金利先物市場は順調な成長を続けており、2024年8月6日には建玉残高が初めて5万単位を突破しました。
金融政策が動き始めるなか、TONA3か月金利先物取引への注目は今後も高まっていくものと思われ、より多様な投資主体による活発な取引が期待されます。
OSEは金利スワップとのクロスマージン実現や、カレンダー・スプレッド市場の流動性向上策を講じるなどTONA3か月金利先物の市場振興を実施してまいりました。
今後も同市場を日本の短期金利に関する高い指標性を有したマーケットへと成長させるべく取り組んでまいります。
法人向けデータ配信サービス J-Quants Pro 新規データ2点追加及び一部価格改定のお知らせ(8月19日)

JPX総研は、日本市場に関する金融データを使いやすい形で法人向けに提供しているプラットフォームである「J-Quants Pro」に、新たに株価四本値(調整株価付)と空売り残高報告データの2つのコンテンツを8月19日に追加いたしました。
また、既に提供している取引参加者別デリバティブ取引高・建玉データに、新たに銘柄別建玉残高として、毎日の各商品の建玉残高を追加し、それに伴い当該コンテンツの価格を改定いたしました。
JPXグループ等の情報を網羅した「JPxData Portal(ベータ版)」の提供スタート(8月26日)

JPX総研は、日本取引所グループ・日本取引所グループのグループ会社及び協業会社(以下「JPXグループ等」)が保有するデータを網羅的にカタログ化して紹介するポータルサイト「JPxData Portal(ベータ版)」(以下「本サイト」)の提供を開始しました。
JPXグループ等では、現在200種類を超えるデータを提供しており、幅広いユーザにご利用いただいていますが、「データの種類が多すぎて探しにくい」、「どのような使い方ができるデータなのか分からない」といったご意見も頂戴してきました。そこで、ユーザが求めるデータへのアクセスを容易にするとともに、データの活用方法もご紹介できるよう、本サイトをご用意しました。
今後も皆様のフィードバックを頂きながら、日々、改善を続けて参ります。