社会貢献への取組み

JPXは、ライフプランニングを含む総合的な金融経済教育の提供により、金融リテラシー向上という国民的課題の解決による社会的価値の発揮及び投資家層の拡大を通じた中長期的な経済的価値向上を目指します。

JPXマネ部!ラボ

JPXは幅広い世代に対して総合的な金融経済教育を展開するため、統一ブランド「JPXマネ部!ラボ」の下で様々なプログラムを提供しています。一人ひとりのマネー・ライフプランニングに資する正確な金融知識を総合的に提供できるよう、各種教育コンテンツを強化・改善していきます。

「JPXマネ部!ラボ」が提供する豊富なコンテンツのなかから、タグ・レベル・商品別などを入口とする検索機能をつかって必要な情報を簡単に探せる、金融経済教室ポータルサイトを開設しています。

JPXマネ部!ラボポータルサイト

社会人を対象に

セミナーマネ部!

セミナーマネ部!では世代を問わず学ぶ意欲のある社会人の方に向けて、セミナー・イベントやラジオを通じ、株式・ETF・REIT・デリバティブなどの金融商品の解説など、資産形成・資産運用・資産管理に必要とされる金融経済に関する知識や情報を中立的な立場から提供しています。また、投資と様々なジャンルの内容を組み合わせたプログラムを企画し、これまで経済や投資に興味がなかった方にも投資の魅力を伝える工夫も行っています。

研修マネ部!

研修マネ部!は上場会社をはじめとする企業や団体の従業員が、社内研修や勉強会の一環として証券市場や資産形成に関する講義を受けられるよう、公平・中立の立場から、金融・資本市場を熟知したJPXの社員を講師として派遣するサービスです。
講義をきっかけに従業員が、資産形成に対する関心や金融リテラシーを高め、最適な資産形成を実現していただくことを目指しています。

東証マネ部!

個人投資家向けに、資産形成促進を目的とした特設サイト「東証マネ部!」を開設し、日々情報発信をしています。投資未経験者にも馴染みやすいよう身近なお金の話を導入に据え、多くの方々が長期・分散投資を通じた資産形成の意義を知ってもらうことで、最適な資産形成を実現していただくことを目指しています。
 
動画や視覚的に分かりやすく解説するインフォグラフィック記事、人生100年時代を見据えたリタイア後のお金に関する記事を用意するなど、多様な世代が読みやすいよう幅広い記事を紹介しています。また、サイトではETF銘柄検索機能、ETFの活用法などについても紹介しており、ETFについての情報も数多く取り揃えています。

学生を対象に

スクールマネ部!

JPXでは、従来より学生向けの金融経済教育に力を入れてきましたが、2022年4月から学習指導要領が改訂され高校の家庭科の授業で「資産形成」が導入されることをきっかけに、学生に金融経済の基礎知識がさらに広がることを期待しています。学生向け金融経済教育が注目される中、JPXは学生を対象とした教育プログラムだけでなく、先生のためのセミナーも開催し、日本社会全体の金融リテラシーの底上げを目指して活動しています。

授業支援(小学校~高等学校対象)

私たちの日常生活は、経済や株式会社と密接に関係しているにもかかわらず、海外に比べ日本ではその内容が学校教育の現場で取り上げられる機会は多くありません。そこで、「家庭科」「政治・経済」「公民」等の授業に社員を講師として派遣し、「株式会社の仕組み」と題してロールプレイングを交えた授業を実施、金融経済に親しんでいただくよう取り組んでいます。

親子経済教室等(小中学生対象)

学校の夏休み期間中などに、小学校高学年から中学生及びその保護者の方を対象として、東京証券取引所や大阪取引所の施設内を見学しながら、金融経済に親しんでいただくための様々なイベントを開催しています。

JPX起業体験プログラム(中学校・高等学校対象)

中学生・高校生を対象に、「起業家」としてゼロからビジネスを立ち上げる経験を通じて、自ら学び・考える力などの「生きる力」を育むことを目的とする教育プログラムです。金融リテラシー向上支援活動の一環として学校や地域とともに実践しています。

先生のための経済教室等(教員対象)

学校の休み期間中などに、中学校や高等学校の先生方を対象としたセミナーを開催しています。先生方自身の知識や考え方を深めていただき、生徒への授業に役立てていただくことを目的としています。また、先生を対象とした研修会や勉強会への社員による講師派遣も実施しています。

授業支援

授業支援

大学生向け講義

大学生向け講義

キャンパスマネ部!

2022年4月からの成年年齢引き下げにより、18歳から親の同意なしで証券口座開設が可能になりました。大学生にとって投資や資産形成が身近になる契機となる一方で、投資に関する正しい知識、金融リテラシーを身につけることが重要になってきます。JPXは大学生向けの金融経済教育活動にも力を入れています。

大学生向け講義

将来の日本経済を担っていく学生に、金融経済や証券市場、デリバティブ市場についての理解を一層深めていただくため、全国各地の大学からの依頼に基づき、授業を開催しています。また、東京証券取引所施設(東証Arrows)や大阪取引所施設をオンライン中継で紹介することで、取引所を身近に感じながら受講できる講義も行っています。
 
また、次世代を担う人材育成の観点から、複数の大学で寄付講座や連携講座を開講し、証券市場に関連する法律、経済、経営、会計の最新動向を、上場会社に期待される役割も交えながら講義でお伝えしています。

その他団体との取組み

証券知識普及プロジェクト(証券関係団体共同事業)

証券知識普及プロジェクトは、公正・中立な立場から長期・継続的に証券知識の普及・啓発を図ることを目的に、証券関係団体※が共同で実施している事業です。学校における金融経済教育に役立つ各種学習教材の提供、社会人向けのセミナーや講演会の開催など多岐にわたり活動しています。

  • 参加団体:日本証券業協会、名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所、投資信託協会、日本取引所グループ、東京証券取引所、大阪取引所

テーマ銘柄の選定(経済産業省共催)

個人投資家に株式投資を考える一つのきっかけや関心材料としていただくため、経済産業省と共同で、特定のテーマに着目して優れた取組みを実施している上場会社を業種ごとに選定、公表しています。

施設見学

JPXでは、取引所を身近に感じていただくために、小学生から大学生、一般の方までの幅広い方々を対象に、東京証券取引所及び大阪取引所それぞれの施設の見学案内を実施しています。見学案内と合わせて、対象者別に金融経済に関するレクチャーを行うなど、多くの方にご来場いただいています。

東京証券取引所での見学

大阪取引所での見学