金利スワップ担保・決済
当初証拠金、日中証拠金及び清算基金の差入れ及び返戻並びに変動証拠金の決済方法
清算参加者と JSCC との間の日本円による当初証拠金、日中証拠金及び清算基金の差入れ及び返戻並びに変動証拠金等*の授受は、日銀ネットを利用して行っています。また、米ドルによる当初証拠金、日中証拠金及び清算基金の差入れ及び返戻は、市中銀行を利用して行っています。
* 変動証拠金等とは、変動証拠金(又は損益差金)、変動証拠金に対する利息(又はその相当額)、クーポン及びアップフロントフィーをいいます。
清算参加者は、当初証拠金、日中証拠金及び清算基金について、日本円・米ドルのほか、代用有価証券により預託することができます。代用有価証券は、日本国債(以下「国債」)及び米国財務省証券としています。国債の授受は、日本銀行の国債振替決済制度における清算参加者の口座とJSCC の口座との間の口座振替により行います。米国財務省証券の授受は、FED-WIRE を利用して清算参加者の現地保管機関における口座とJSCC の現地保管機関における口座との間の振替により行います。
当初証拠金、日中証拠金及び清算基金の預託及び返戻と、変動証拠金等の授受については、ネッティングが行われます。
当初証拠金の預託時限及び清算参加者の変動証拠金等の支払時限は11時、日中証拠金の預託時限は15時30分、清算基金の預託時限は14時です。当初証拠金又は清算基金に対する返戻申込み時限は11時としています。
なお、当初証拠金、日中証拠金及び清算基金の所要額は毎営業日算出しています。また、代用有価証券の時価評価額は毎営業日算出しています。所要額及び時価評価額の算出を行った結果、当初証拠金、日中証拠金及び清算基金に不足が生じた場合、参加者は各預託時限までに差入れを行います。
担保・資金決済イメージ図