JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取組、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。

8月

LNG先物取引の上場及び電力先物取引の限月延長等について(7月28日)

東京商品取引所は、LNG先物取引の上場及び電力先物取引の限月延長等について準備を進めていくことを決定し、パブリック・コメントを実施しました。
今後予想されるLNGの短期・スポット市場の拡大に伴う、価格変動リスクのヘッジニーズや発電マージンの固定化ニーズの高まりを踏まえ、円建てLNG先物取引を2022年度第1四半期を目途に上場の予定です。
また、電力先物取引について、さらに取引の機会を広く提供することを目的として、現行の15限月制から24限月制へ延長するなどの制度見直しを、来年4月を目途に実施する予定です。
電力と発電用燃料をワンストップで取引できる「総合エネルギー市場」の環境整備に向けて、引き続き努めて参ります。

所報WebAPI サービスの開始(8月6日)

東京証券取引所は、Targetシステムを介して上場有価証券及び取引に関する各種情報等を所報サービスとして提供しており、多くの金融機関及び報道機関等の方々にご利用をいただいております。
8月6日から当該所報サービスにつきまして、これまではTargetシステム上においてHTML形式での閲覧方法のみご提供しておりましたが、この度、WebAPI形式で情報取得が可能な「所報WebAPI サービス」を新たに開始しております。
本サービスをご利用いただくことで、Targetにログインせずに日々の所報情報及び添付ファイルを取得することが可能となりますので、是非ご活用ください。

ITやデータ分析を活用した取引の学習環境の提供に係る実証実験プロジェクト -データ分析コンペティション表彰式の開催について-(8月13日)

2021年1月より取り組んでいる、ITやデータ分析を活用した取引の学習環境の提供に係る実証実験プロジェクト「J-Quants」について、 これまでに実施した「ファンダメンタルズ分析データコンペティション」及び「ニュース分析データコンペティション」の表彰式をオンラインで開催しました。 表彰式では、コンペティションの上位入賞者の表彰に加え、上位入賞者による分析手法の解説等を行いました。 これらの活動を踏まえ、引き続き、個人投資家の皆様に向けた、ITやデータ分析を活用した取引を行いやすい環境の提供について検討してまいります。