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電力先物

電力市場価格のリスクヘッジを可能にする電力先物とは

当ページでは、昨今注目が集まっている電力先物について、商品の仕組み・実際の取引事例を実例を交えて紹介しています。さらに、皆様のお役に立てるよう、電力先物に関するスクールやレポートもご用意しています(すべて無料)。ご興味のある方はお気軽に問い合わせボタンよりご連絡ください。

 

アニメーション動画

東京商品取引所の「電力先物」や「商品先物」をご紹介するアニメーション動画です。まずはイメージを知りたい方はこちらをご覧ください。

「電力先物」って何?
「商品先物取引」って何?

(各動画、約2分)

「電力先物」導入企業インタビュー動画

東京商品取引所の上場商品である「電力先物」を実際に導入いただいた、企業様のインタビュー動画です。先物取引導入の「目的」・「メリット」・「デメリット」・「導入へのハードル」・「導入効果」等についてご説明いただいています。

株式会社つるエネルギー
代表取締役 鹿島 健 様

(約6分、2025年2月撮影)

株式会社リミックスポイント
執行役員 エネルギー事業部長 中込 裕司 様

(約7分、2022年6月撮影)

イーレックス株式会社
執行役員 エネルギー市場部長 河村 廉 様

(約4分、2023年9月撮影)

有識者による電力コラム

新電力業者の電気料金メニュー作りに向けた電力先物の活用

新電力業者の電気料金メニュー作りに向けた電力先物の活用

電力ビジネスにおいて、ポジション管理を通じて自らの姿を知り、それをどのようにして理想の姿かたちに変えていくかといった観点から、新電力業者等の電力ビジネスにおけるヘッジの意義や考え方、電気料金メニューを工夫することの効果に触れつつ、電力先物取引市場の重要性を改めて説きます。

株式会社Power Risk Management & Solutions 代表取締役
鮫島 隆太郎 氏

電力先物価格の理解と応用に向けて(リスク管理の実践:後編)

電力先物価格の理解と応用に向けて(リスク管理の実践:後編)

電力市場を取り巻く環境が劇的に変化しているなか、電力先物取引の注目度が高まっています。電力先物価格の構成要素、日本特有のリスク要因及びフォワードカーブの活用がリスク管理に不可欠であることが詳しく解説されています。また、電気事業者や金融事業者、大口需要家の安定した経営の実現に向けた取り組みについても触れられています。

東京科学大学 環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程 / イノベーション科学系 准教授
松本 拓史 氏

価格シグナルとしてのスパーク・スプレッド(リスク管理の実践:前編)

価格シグナルとしてのスパーク・スプレッド(リスク管理の実践:前編)

東京商品取引所では電力先物およびLNG先物が上場しており、両先物を活用したスパーク・スプレッドの役割にフォーカスし、発電事業者がどのようにして価格変動リスクを管理し、安定した経営を目指すか、を分かりやすく解説いただいています。また、そういった取組みが、メーカー等の電力需要家にどのような影響をもたらすかについても触れていただいています。

一般財団法人 電力中央研究所 社会経済研究所 上席研究員
遠藤 操 氏

電力ビジネスとリスクヘッジ

電力ビジネスとリスクヘッジ

電力ビジネスの最前線に立たれている企業様より、「電力ビジネスのリスク」や「リスクヘッジの手段」についてご説明いただいています。
また、将来の電力情勢とその際に必要とされるリスクヘッジについても触れていただいています。

三井物産株式会社 コーポレートディベロップメント本部 商品市場部 環境・エネルギー営業室 シニアマーケティングマネージャー
津金 泰正 氏

エネルギー市場の「未来」

エネルギー市場の「未来」

エネルギーの「未来」について、2030年・2050年目標を踏まえ、石炭・石油やLNG等の化石燃料の利用や次世代エネルギーの可能性について、解説いただいています。

住友商事グローバルリサーチ株式会社 経済部 担当部長 チーフエコノミスト
本間 隆行 氏

エネルギー市場の「現在」

エネルギー市場の「現在」

エネルギーの「現在」について、「パリ協定」・「カーボンニュートラル」といったワードに触れながら、過去のエネルギートレンドから現在の情勢までを解説いただいています。

住友商事グローバルリサーチ株式会社 経済部 担当部長 チーフエコノミスト
本間 隆行 氏

電力先物取引によるリスクヘッジ

電力先物取引によるリスクヘッジ

電力価格高騰の背景と電力先物市場について解説いただいています。
先物取引の注意点や市場のプレーヤー、先物取引のメカニズムを紐解く内容となっています。

兵庫県立大学 政策科学研究所 所長・博士(法学)・教授
草薙 真一 氏

日本の電力市場

日本の電力市場

電力市場にフォーカスを当て、電力の全面自由化から現状の制度である「経過措置」「常時バックアップ」「最終保障供給」「FIT/FIP」等について分かり易く解説いただいています。

兵庫県立大学 政策科学研究所 所長・博士(法学)・教授
草薙 真一 氏

日本エネルギー経済研究所(IEEJ)による月次エネルギーレポート(英語)


寺澤達也理事長をはじめとする研究員の皆様に、エネルギー分野の専門的な視点から執筆いただいたレポートを掲載しております。
※クリックするとJPX運営の英語ニュースサイトへ遷移します

理事長 寺澤達也様によるレポート

研究員によるレポート(直近三ヵ月分)

執筆
年月
レポート執筆者名 レポートタイトル(英語)
2025年11月 電力ユニット 電力グループマネージャー 研究主幹
大西 健一 様
Japan’s Electricity Market and the Shift Toward a Quantitative Supply Capacity Obligation for Retail Suppliers
2025年
10月
専務理事 首席研究員 研究戦略ユニット担任
小山 堅 様
The Role of LNG in Japan’s Security of Power Supply
2025年
9月
資源・燃料・エネルギー安全保障ユニット担任 兼 国際情勢分析第1グループマネージャー 研究理事
久谷 一朗 様
Key factors driving the fuel price of thermal power generation

電力先物スクール

電力先物取引の普及啓発を目的に電力先物スクールを開催しています。スクールでは商品先物取引の基礎から電力先物取引の活用までを説明します。これまで約200社の企業様にご利用いただいております。
商品先物取引の経験がない方や、今後、電力先物取引の利用を検討されている事業者の皆様にとって知識を深める機会となれば幸いです。
スクールは無料ですのでお気軽に問い合わせください。

また、より多くの方に電力先物スクールを受講していただけるようスクール動画を公開しています。併せてご活用ください。
なおこの動画は、2022年以前に制作されたものも含まれており一部内容については現行の制度と異なる部分がございます。今後、随時更新予定です。

電力先物マンスリーレポート

毎月、電力市場および電力先物市場に関するレポートを発行しています。これまで多くの企業様にご利用いただいております。
レポートは無料ですので購読を希望される方はお気軽に問い合わせください。

レポートイメージ(抜粋) ※購読登録後、全文をお読みいただけます。

電力先物におけるヘッジ会計適用

東京商品取引所は、2024年7月から、電力先物の実務に関わる電気事業者、専門的知見を有する公認会計士、学識経験者など有識者による「電力先物におけるヘッジ会計適用に向けた検討会」を設置し、検討を行ってまいりましたが、今般、経済産業省とともにとりまとめ、2025年2月6日に公表いたしましたのでお知らせします。

JJ-Link

JJ-Linkとは、現物・先物の取引間の連携サービスとして、TOCOMの先物ポジションに相当する現物をJEPXのスポット取引で調達するサービスのことです。同サービスは2段階で開始され、2024年10月28日開始の第1段階では、TOCOM ・JEPX間の情報連携により先物取引と現物取引の結びつきを確認するサービスを提供します。

JJ-Link詳細については、2024年9月20日に開催しました日本卸電力取引所(JEPX)・日本取引所グループ 東京商品取引所(TOCOM)共催電力セミナー「JEPXスポット市場とTOCOM先物市場の連携サービス『JJ-Link』について」の講演資料およびアーカイブ動画をご覧ください。

関連ニュース

2025/11/10 西エリア・ベースロード電力先物の10月取引量は約163GWhとなり、2019年9月の取引開始以来、過去最高の月間取引量を更新しました
2025/10/09 2025年度上半期の取引高は、東エリア・ベースロード電力先物が24,213単位、西エリアが3,976単位となり、両エリアとも年度半期として過去最高を記録しました
2025/10/09 「有識者による電力コラム」に株式会社Power Risk Management & Solutions 代表取締役 鮫島隆太郎様の記事を追加しました
2025/8/27 「有識者による電力コラム」に東京科学大学 松本拓史様の記事を追加しました
2025/8/21 先物・オプションレポートに「日本の電力先物市場における ex-ante リスクプレミアムの分析」を追加しました
2025/8/7 電力先物取引における手数料割引キャンペーンの実施について(実施期間:2025年9月~2026年3月)
2025/8/6 2025年7月末の電力先物各商品の合計取組高は1,577GWh(14,688単位)となり、月末として過去最高を2カ月連続で更新しました
2025/7/30 電力先物に係る月間物取引及び年度物取引への中部エリア追加のパブリック・コメント募集について
2025/7/11 2025年6月末の電力先物各商品の合計取組高は1,490GWh(13,290単位)となり、月末として過去最高を更新しました
2025/6/24 「有識者による電力コラム」に電力中央研究所 遠藤操様の記事を追加しました
2025/5/26 電力先物の「年度物取引」を開始しました
2025/5/14 2025年4月末の電力先物各商品の合計取組高は13,088単位となり、月末として過去最高を更新しました
2025/4/25 電力先物の取引時間変更についてのパブリック・コメント募集について
2025/4/1 2025年3月の電力先物各商品の合計取引高は12,600単位となり、月間として過去最高を更新しました
2025/3/31 「電力先物」導入企業インタビュー動画に株式会社つるエネルギーの動画を追加しました
2025/3/14 3月13日の電力先物商品の合計取引高は1日として過去最高を記録し、月次取引高も過去最高を更新中です
2025/3/6 2月の電力先物商品の合計取引高は2024年度最高を記録しました
2025/2/6 「電力先物におけるヘッジ会計適用に関する報告書」を公表しました
2024/12/2 11月の電力先物商品の合計取引高は今年最高、東エリア・ベースロード電力先物の取引高は過去最高を記録しました
2024/10/28 JEPXスポット市場とTOCOM先物市場の連携サービス『JJ-Link』の第1段階(フェーズ1)を開始しました
2024/10/23 TOCOM・欧州エネルギー取引所(EEX)共催イベント「Japan Power Summit 2024」を開催しました
500名以上の電力関係者が集まった開催風景
2024/10/15 EDF Trading Japan株式会社が東京商品取引所の電力先物取引市場における市場取引参加者資格を取得
2024/09/26 電力先物に係る年度物の取引制度要綱の公表(パブリックコメント)
2024/09/20 JEPX・TOCOM共催電力セミナー「JEPXスポット市場とTOCOM先物市場の連携サービス『JJ-Link』について」を開催しました
2024/08/31 株式会社三菱UFJ銀行の東京商品取引所(電力先物取引市場等)の受託取引参加者資格の取得について
2024/07/31 「電力先物におけるヘッジ会計適用に向けた検討会」の設置について
2024/04/18 電力の現物・先物取引の連携サービス(JJ-Link)の共同提供について
2023/01/19 日本卸電力取引所との覚書締結について
覚書締結式の様子
2022/04/04 電力先物の本上場について

電力先物市場のあゆみ

電力先物取引は、東京商品取引所において2019年9月に試験上場による取引を開始し、2022年4月に本上場へと移行しました。
電力価格変動リスクのヘッジツールとして、電力先物取引の利用が浸透してきており、取引高と市場参加者数は増加傾向にあります。

イベント・セミナーの資料・動画

参考情報

経済産業省による「電力先物」についてのコラム

 

問い合わせ先

株式会社東京商品取引所  総合業務室(営業担当)
E-mail:deri-w@jpx.co.jp