東証グロース市場250指数先物(旧:東証マザーズ指数先物)

商品概要

東証グロース市場250指数先物(旧:東証マザーズ指数先物)は、日本の新興市場のみを主な対象とする初の先物です。

東証グロース市場250指数先物(旧:東証マザーズ指数)とは?

東証マザーズ指数は、東京証券取引所における成長企業向けの市場である「マザーズ市場」に上場する内国普通株式全銘柄を対象として算出される時価総額加重平均型の指数として誕生しました。
2022年4月の東証市場区分再編によりマザーズ市場は廃止となりましたが、東証マザーズ指数自体は2022年4月以降も継続して算出されています。
一定のルールに基づき東証マザーズ指数の構成銘柄の入替(3段階)を行い、 2023年11月6日に指数名称を「東証グロース市場250指数」へ変更しました。(詳細は以下「東証マザーズ指数の段階的ウエイト低減銘柄の除外及び指数名称の変更について」を御参照ください。)


東証マザーズ指数の段階的ウエイト低減銘柄の除外及び指数名称の変更について
株価指数リアルタイムグラフ -東証マザーズ株価指数-icon-block
過去3ヶ月のヒストリカルグラフ -東証マザーズ株価指数-icon-block
株価指数ラインナップ

東証グロース市場250指数先物取引の特性

東証グロース市場250指数には以下のような傾向や特性がありますので、指数の特性等を十分にご理解の上で、東証グロース市場250指数先物取引を行って頂きますようお願いいたします。

・東証グロース市場250指数は、日経平均株価やTOPIXと比較して変動率が高い傾向にあります。日経平均株価やTOPIXとは値動きも異なるため、魅力ある投資対象として注目されています。

ご参考 先物取引のリスク

取引単位

最低取引単位は東証グロース市場250指数を1,000倍した金額となります。このため、日経225mini等と同様に少額の資金から取引を始めることができます。
例えば東証グロース市場250指数が約700ポイントの場合、想定元本はその1,000倍の70万円となります。ですが、東証グロース市場250指数先物を取引する際に、実際に70万円が必要というわけではなく、想定元本よりも少額の証拠金を証券会社に預けることで取引が可能です。

呼値の刻み(値段の刻み)

呼値の単位は1ポイント。つまり、700ポイント、701ポイント、702ポイントなど1ポイント刻みの値段で注文でき、1ポイント刻みで相場が変動します。
※取引単位が1,000倍のため、1ティック(1ポイント)変動した時の変動額は1,000円となります。

証拠金

株式投資では、10万円の株式を買う場合、10万円の資金が必要ですが、先物取引では証拠金と呼ばれる担保を差し入れて取引を行います。
株式の信用取引と似ていますが、信用取引が保証金の約3倍の金額の取引を行うのに対して、東証グロース市場250指数先物取引では証拠金に対して10倍以上の取引ができます。

1単位あたりの証拠金例

例えば東証グロース市場250指数先物を1枚買った場合、証拠金55,000円を証券会社に預けることで1単位(取引代金700,000円)取引できます。証拠金の約12倍の取引となります(レバレッジ効果)。
※レバレッジ効果は利益だけでなく損失にも作用するため、相場の変動で証拠金を追加で差し入れる必要が生じる場合や、証拠金以上の損失が発生する場合もあります。取引の際はこの点に十分にご注意ください。

証拠金額 (売り/買い) 先物価格 取引金額
東証グロース市場250指数先物 50,000円/55,000円 700ポイント 700,000円
日経225mini 160,000円/170,000円 30,000円 3,000,000円
  • 上記の証拠金は一例であり、実際の証拠金額はJSCCが算出した証拠金所要額以上となる範囲で各証券会社等が独自に設定しておりますので、ご留意ください。
JSCC(日本証券クリアリング機構)icon-block

取引時間

東京証券取引所の立会内取引は午後3時で終了しますが、東証グロース市場250指数先物は朝の8時45分に開始し、終了時刻が翌朝6時のため、夜間でも取引ができます。 そのため、海外の経済イベント(米国雇用統計やFOMCの発表など)に合わせて取引を行う事もできます。

立会時間
立会時間

マーケットメイカー制度

流動性を補完するため、マーケットメイカー制度を導入しています。制度の詳細については以下のページをご覧ください。

マーケットメイカー制度