取引参加者の管理

東京商品取引所(以下「TOCOM」という)では、監査の取組み方針や重点事項等を取りまとめた監査計画を公表しています。2024年度監査計画の基本方針及び重点監査項目等は以下のとおりです。

基本方針

TOCOMは、市場の公正性と信頼性を守り、その機能の十全な発揮を確保することを目的として、以下の基本方針に基づき監査を行います。

  1. 取引所としての専門性を発揮した監査の実施
  2. 取引参加者の業務及び財産に係るモニタリング
  3. リスクベースアプローチに基づく監査の強化
     
    (1) リスクに基づく監査先の選定
     
    (2) リスクの軽重等に応じた柔軟な監査の実施
  4. 取引参加者による内部管理態勢の強化に向けた対応

重点監査項目等

取引参加者の業務をめぐる状況を踏まえ、次の事項を重点的に確認します。

  1. 不公正取引の防止に係る売買管理態勢の整備状況
  2. システムリスク管理態勢の整備状況
  3. 注文管理態勢の整備状況
  4. 取引証拠金管理態勢の整備状況

2024年度監査計画

2024年度監査計画の詳細につきましては、こちらをご覧ください。

2024年度監査計画 PDF

取引参加者の内部管理態勢に係るチェックポイント

日本取引所自主規制法人は、考査上の主要項目に係る取引参加者の内部管理態勢上のポイントを取りまとめた「取引参加者の内部管理態勢に係るチェックポイント」を公表しています。TOCOM取引参加者の皆様におかれましても、今後の社内管理態勢の充実化に向け、ぜひ参考にしてください。

取引参加者の内部管理態勢に係るチェックポイント