取引内容の審査(売買審査)

東京商品取引所(以下「TOCOM」という)は、市場における取引の公正性を確保し市場の信頼性を確保するため、TOCOM市場で行われたすべての取引(発注、取消、訂正及び約定)を監視し、相場操縦等の不公正取引等が行われていないか、取引の状況や価格動向等を調査しています。

調査の結果、取引経緯等の確認が必要な場合、又は取引に疑念がある場合には、取引参加者に当該取引に係る事情聴取を行います。

このような調査や事情聴取の結果、当該取引が商品先物取引法で禁止されている行為やTOCOMの規則の規定に違反する行為といった不公正取引等であると認められる場合は、当該取引参加者に対して制裁やその他の措置を行います。

この場合において、当該取引が不注意又は怠慢によるものであってもTOCOMは措置を講じることがあります。