JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取組、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。

1月

2019年大発会を開催(1月4日)

1月4日、日本取引所グループ及びグループ各社は2019年大発会セレモニーを東京と大阪のそれぞれで開催し、業界関係者や抽選で当選された一般の方など、多くの皆様に参加していただきました。
今年も東京と大阪を中継で繋ぎ、東京会場の打鐘の様子や、大阪会場の大株締めの様子などを中継しました。また、東京会場には麻生大臣が来場し、祝辞をいただいた後、田中副大臣や晴れ着の女性とともに打鐘を行いました。2019年大発会の様子はYouTube JPX公式チャンネルでご覧いただけます。
(右写真:上段 東京会場、下段 大阪会場)

「株主優待展2019」の開催(1月15日~1月31日)

東京証券取引所にて1月15日から1月31日までの2週間、「株主優待展2019」を開催しました。
会場では、上場会社14社の紹介パネルとそれらの上場会社の株主優待品を展示し、優待生活でお馴染みの桐谷広人氏と優待女子代表の小森美紀氏の講演会を開催しました。講演と併せて、落語家昔昔亭A太郎さんの創作投資小話やJPXに纏わる絵画展なども行われ、関講演会後の桐谷氏を囲んだ写真撮影会を含めて、終日、大勢のお客様が色々な催しを満喫されていました。初めて東京証券取引所に来た大学生グループは、投資を考える良いきっかけになったと話していました。大阪取引所でも、2月4日から2月7日の4日間開催予定です。

企業価値向上表彰大賞決定(1月28日)

東京証券取引所は、「上場会社表彰選定委員会」(座長:一橋大学大学院・伊藤邦雄特任教授)の審議結果を受け、第7回企業価値向上表彰の大賞受賞会社としてダイキン工業(株)を選定しました。 ダイキン工業(株)は、ROEやROAなどの資本コストを意識した経営目標を、長期にわたり設定・公表していることに加え、1999年頃から、DVA(ダイキン流経済的付加価値)などの経営指標を先駆的に導入し、その社内浸透にも力を注いできました。その結果、持続的な企業価値の向上を実現しており、「企業価値向上経営」を特に高いレベルで実践していると認められました。なお、2月19日(火)11時00分から大賞受賞会社と優秀賞受賞会社3社をお招きし、表彰式を開催します。

市場機能の向上のための売買制度の見直しについて(1月28日)

東京証券取引所は、現物市場における市場機能向上のための市場制度の見直しについて、今般、制度要綱を公表しました。立会内売買システムであるarrowheadのバージョンアップに伴い、連続約定気配を改善することで急激な株価変動を抑制し、大引けの値幅を2倍に拡大することによる約定成立機会の向上に取り組みます。また、米国株券の信用取引の委託保証金代用有価証券への追加等を行います。
 本件については、パブリックコメントを実施しておりますので、お寄せいただいたご意見も踏まえ、市場機能の向上に向けた取り組みを行ってまいります。(意見募集期間2019年1月28日~2019年2月27日)

2018年度第3四半期決算の公表(1月29日)

日本取引所グループは、2018年度第3四半期決算を公表しました。
営業収益は、現物・デリバティブともに出来高が前年同期を上回ったことに加えて、ETFの純資産額の増加なども寄与し、前年同期比41億円増(+4.7%)の920億円となりました。
また、営業費用は、システム関連費が増加したことなどから、同34億円増(+9.5%)の396億円となりました。
この結果、営業利益は、同12億円増(+2.3%)の543億円 、四半期利益(親会社の所有帰属分)は同12億円増(+3.3%)の384億円と、前年同期比で増収増益の決算となりました。