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JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取組、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。
15年目を迎える「夏休み親子経済教室」は、東京・大阪・名古屋で開催しのべ1,000人以上の親子にご参加いただきました。東京では、体験型プログラムの「ボードゲーム大会」や「カードゲーム大会」のほか、「東証・日銀見学会」を開催しました。「東証・日銀見学会」には、抽選で約5倍の倍率の中から当選された親子の方々が参加をしてくださいました。
また、大阪では“とうしくん”が小学生を出迎え、ボードゲームや北浜博士による見学案内を行いました。
東京証券取引所は、スタートアップ企業による証券分野におけるサービス創出を支援するため、データサンドボックスプログラムを設立し、共同でスタートアップ企業の支援を行うパートナーの募集を開始しました。
第一弾のパートナーとして、株式会社QUICKにデータパートナー、株式会社FINOLABにイノベーションパートナーとしてご参加いただきます。株式会社QUICKには同社が有するデータをスタートアップ企業に対してご提供いただきます。また、株式会社FINOLABには同社メンバーのスタートアップ企業に対して、当プログラムの利用に係る提案や助言を行っていただきます。
東京証券取引所では、今後もスタートアップ企業によるサービス創出を支援してまいります。
日本取引所グループは、JPXワーキング・ペーパーVol.32「RPAの本格導入に向けた実証実験及びプロジェクト推進の一事例 -日本取引所グループの取組について-」を公表しました。
日本取引所グループは、業務の質的改善や高度化を図ることを目的に、RPA(Robotic Process Automation)を「人間を支援する簡易ツール」と位置づけたうえで、1年間のRPA製品の試験導入及びその効果検証から成る実証実験を経て、2018年4月から本格導入プロジェクトを推進しました。
本稿では、日本取引所グループのRPA導入に係る約2年間の足跡を、成功体験のみならず試行錯誤の過程や未だ解消に至っていない課題も含めて詳述しています。本稿が、RPAの導入を検討している又は導入後の課題を抱えている方々にとって、一助となることを期待しています。