JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取組、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。

1月

2020年大発会を開催(1月6日)

1月6日、令和初となる2020年日本取引所グループ大発会セレモニーを東京と大阪のそれぞれで開催し、業界関係者や抽選で当選された一般の方など、多くの皆様に参加していただきました。 東京会場では麻生大臣をお招きし、ご祝辞をいただいた後、晴れ着の女性とともに打鐘を行いました。また、大阪会場では万歳三唱と大株締めで、証券市場のますますの発展と皆様方のご健勝を祈念しました。 両会場の2020年大発会の様子はYouTubeのJPX公式チャンネルでご覧いただけます。 (右写真:上段 大阪会場、下段 東京会場)

企業価値向上表彰大賞・優秀賞決定(1月28日)

東京証券取引所は、「上場会社表彰選定委員会」(座長:一橋大学大学院・伊藤邦雄特任教授)の審議結果を受け、第8回企業価値向上表彰の大賞受賞会社として小松製作所を選定しました。同社は、経営目標としてROEを長期にわたり活用し、資本コスト水準やその低減に向けた取組を公表しているほか、資本生産性を踏まえた経営管理の仕組みを構築し、2000年代初めから事業ポートフォリオの見直しに活用するなどし、企業価値の創造を目指してきたことが評価されました。このほか、優秀賞として資生堂、ANAホールディングス及びニトリホールディングスの3社を選定しています。
なお、2月26日(水)15時00分から上記の4社をお招きし、表彰式を開催します。

2019年度第3四半期決算の公表(1月30日)

日本取引所グループは、2019年度第3四半期決算を公表しました。営業収益は、現物・デリバティブともに出来高が前年同期を下回ったことなどから、前年同期比45億円減(△5.0%)の874億円となりました。 また、営業費用は、システム関連費が増加したことなどから、同23億円増(+6.0%)の420億円となりました。この結果、営業利益は、同61億円減(△11.3%)の481億円 、四半期利益(親会社の所有帰属分)は同51億円減(△13.3%)の333億円と、前年同期比で減収減益の決算となりました。

「現物市場の機能強化に向けたアクションプログラム」の公表(1月30日)

東京証券取引所では、目まぐるしい環境変化が続く現下の株式市場の状況を踏まえ、市場全体の公正性・信頼性の向上とともに、市場機能の強化に資すると考えられる施策を取りまとめ、1月30日に「現物市場の機能強化に向けたアクションプログラム」を公表しました。 個別の施策の中には、今後、詳細な検討を行うものも含まれており、直ちに効果が期待できるものばかりではありませんが、変化の激しい市場環境の中で、あらゆる投資家の皆様が安心して利用できる利便性の高いマーケットインフラを整備するために市場関係者との間で必要な環境整備に取り組んでまいります。

東証インフラファンド指数の算出について(1月31日)

「東証インフラファンド指数」の算出・公表を2020年4月27日に開始いたします。東証インフラファンド指数は、東証に上場するインフラファンド全銘柄を構成銘柄とする浮動株時価総額加重平均型の指数であり、同市場全体の動向をを示す指標としてご利用いただけます。東京証券取引所では、環境変化・投資ニーズに即した指数開発を通じて、引き続き、市場振興に努めてまいります。