JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取組、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。

5月

ETF 市場における RFQ プラットフォーム "CONNEQTOR" のサービスインに向けた本開発の開始について(4月30日)

「ETFをもっと早く、もっと安く」を実現するために、2019年10月より、東京証券取引所は立会内市場では執行しにくい大口取引の円滑化のため、RFQ機能の提供について検討を行ってきました。 これまで、利用者となり得る多くの機関投資家の皆様のご協力をいただきながらデザインを行い、十分なニーズを確認でき、技術的にも実現の目途が立ったことから、この度、サービスインに向けた本開発を開始することとしました。このRFQ機能を利用するためのプラットフォームは、「機関投資家・証券会社・マーケットメイカーをより緊密に繋げることで、ETFの取引がもっと効率化されるように」との想いを込めて、「CONNEQTOR」と名付けられています。

J-GATE3.0の稼働に伴う取引制度の見直し等について(5月13日)

大阪取引所は、投資家や取引参加者をはじめとした市場利用者にとっての信頼性・利便性の向上を図る観点から、次期デリバティブ売買システム(J-GATE3.0)の稼働時より取引制度の見直し等を行うこととしました。
主な見直し事項は、以下のとおりです。
・ナイト・セッションの延長
・指数オプション取引における日中立会の開始時刻前倒し
・オープニング・オークションにおける即時約定可能値幅制度の適用
・クロージング・オークションにおける約定可能値幅の拡大
・指数先物取引におけるフレックス限月取引の導入
・日経平均トータルリターン・インデックス先物取引の開始(フレックス限月取引に限る)

大阪取引所では、引き続き、信頼性・利便性の高い市場の振興に取り組んでまいります。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い医療関係者等への感謝を表す青色ライトアップの実施

日本取引所グループでは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、感染防止や診療に尽力されている医療関係者をはじめ、社会生活の維持に携わってくださっているすべての方への感謝と敬意を込めて、4月22日より、大阪証券取引所ビル旧市場館に青い光を灯しました。

※JPXインスタグラム #LightItBlue #ライトイットブルー#MakeItBlue#stayhome

※『#LightItBlue(ライトイットブルー)』について
最前線で新型コロナウイルス感染症と戦う医療従事者に対して、感謝の気持ちを伝えようとイギリスで始まったもので、イギリスの国営医療サービスであるNHS(National Health Service)のシンボルカラーがブルーであることにちなんでいます。