JPX日経400・JPX日経中小型

JPX日経中小型株指数の狙い

これまで、中小型株の動向を示す日本株指数は、時価総額や売買代金などの流動性指標によるものであり、資本の効率性や財務状況などの観点で銘柄選定を行う指標は一般的ではありませんでした。
当指数は、JPX日経インデックス400で導入した「投資者にとって投資魅力の高い会社」を構成銘柄とするとのコンセプトを中小型株に適用することで、資本の効率的活用や投資者を意識した経営を行っている企業を選定するとともに、こうした意識をより広範な企業に普及・促進を図ることを目指すものです。併せて、こうした企業への投資者の投資ニーズにこたえることを企図しています。
また、銘柄選定に際しては、銘柄ごとの市場流動性も考慮することで、新指数に連動した資産運用を可能とするための実務的要請に応えることも目指します。

JPX日経中小型株指数の概要

名称 JPX日経中小型株指数(JPX-Nikkei Mid and Small Cap Index)
(略称:JPX日経中小型(JPX-Nikkei Mid Small))
算出者 株式会社東京証券取引所及び株式会社日本経済新聞社
構成銘柄数 200銘柄
対象銘柄 東証の市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ を主市場とする普通株式
銘柄選定及び
銘柄入替方法
【選定基準】
以下の手順及び基準に従い、銘柄選定を行う。

  1. スクリーニング
    ① 適格基準によるスクリーニング
    下記のいずれかに該当する場合は銘柄選定の対象としない。
    ・上場後3年未満(テクニカル上場を除く)
    ・過去3期いずれかの期で債務超過
    ・過去3期すべての期で営業赤字
    ・過去3期すべての期で最終赤字
    ・整理銘柄等に該当

    ② 大型株の除外
    上記①の銘柄から、基準日における時価総額順位が上位20%以内となる大型銘柄を除外する。ただし、基準日においてJPX日経中小型株指数算出対象銘柄については、上位18%以内の銘柄のみを除外する。

    ③ 市場流動性指標によるスクリーニング
    上記②の銘柄から、基準日から起算して直近1年間の売買代金合計額が150億円以下の銘柄及び基準日における時価総額が100億円以下の銘柄を除外する。ただし、その結果として選定対象候補となる銘柄数が500銘柄に満たない場合、500銘柄を超えるまで売買代金及び時価総額の基準を10億円刻みで引き下げる。

  2. 定量的な指標によるスコアリング
    (1)により選定した銘柄に対して、以下の項目に基づいてそれぞれの順位スコアを付与した上で、以下の比率で合算し、総合スコアを算出する。
    ・3年平均ROE:70%
    ・3年累積営業利益:30%

  3. 定性的な要素による加点
    (2)のスコア付けの後、以下の定性3項目を勘案してスコアの加点を行う。
    定性項目による加点は、総合スコアのみによる選定の場合との差異が最大でも10銘柄程度となるように設定する。
    ・独立した社外取締役の選任(2人以上)
    ・IFRS採用または採用の決定を公表
    ・決算情報英文資料のTDnet(英文資料配信サービス)を通じた開示

  4. 構成銘柄の決定
    (3)の加点の後、上位200銘柄を構成銘柄とする。ただし、定期入替においては、基準日におけるJPX日経中小型株指数算出対象銘柄のうち、スコア順位が250位より低い場合に除外し、非採用銘柄のうち、スコアが高い順に200銘柄となるよう補充する。

【銘柄入替】
毎年6月最終営業日を選定基準日とし、毎年8月第5営業日に入替銘柄を公表のうえ、毎年8月最終営業日に銘柄定期入替を実施する。
算出方法 浮動株調整時価総額加重型(1.5%キャップ付き)
算出開始日 2017年(平成29年)3月13日(月)
東京証券取引所の相場報道システムからリアルタイム(1秒毎)で配信
起算日・基準値 2016年(平成28年)8月31日(水)・10,000ポイント
 

算出要領

JPX日経中小型株指数(初版) PDF

関連ニュース