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JPXからのお知らせ

2023/03/07 JPX AOSEF(アジア・オセアニア証券取引所連合:Asian and Oceanian Stock Exchanges Federation)オンライン・トップ・エグセクティブ・ミーティング開催について

 

本日、株式会社日本取引所グループ(以下「JPX」)が事務局を務めるアジア・オセアニア証券取引所連合(以下「AOSEF」)において、初のオンラインによる会員取引所トップ間の情報交換の場「AOSEF オンライン・トップ・エグセクティブ・ミーティング」を開催しましたのでお知らせいたします。AOSEFでは、会員取引所間の情報交換を通じた相互協力の促進を目的に、各取引所のトップが一堂に会する年次総会を開催しています。しかしながら、新型コロナウィルスの影響により2020年春に開催予定であった韓国での年次総会を2024年春に延期しており、2019年春のシンガポールでの年次総会を最後に会員取引所のトップが集う場が実開催のみならずオンライン含めて設けられていませんでした。こうした背景から、会員取引所から多くの要望を受け、今般、初めてのオンラインでの会員取引所トップ間の情報交換の場として「AOSEF オンライン・トップ・エグセクティブ・ミーティング」を開催しました。

本AOSEFオンライン・トップ・エグセクティブ・ミーティングには、Indonesia Stock ExchangeのIman Rachman President Director、Hong Kong Exchanges and ClearingのNicolas Aguzin CEO、Korea Exchangeの Byungdoo Sohn会長兼CEO、Singapore Exchangeの Boon Chye Loh CEO、Taipei ExchangeのEdith Lee総経理やTaiwan Stock ExchangeのSherman Lin董事長をはじめとするAOSEFに加盟する16の取引所の各トップ・エグセクティブがオンラインで集い、清田瞭(きよたあきら)日本取引所グループCEOによる開会挨拶で始まり、基調講演にはアジア開発銀行(ADB)浅川雅嗣(あさかわ まさつぐ)総裁がオンラインでご講演いただきました。その後、会員間の情報交換等を行い、昨今盛り上がりを見せるデジタル資産分野やカーボンクレジット市場動向等についての情報共有を行い、会員取引所間でさらなる連携を行っていくことを確認しました。

AOSEFの主な活動目的は、ネットワークの機会を提供し、地域の証券市場の発展に向けた加盟取引所間の相互援助を促進することです。このような協力関係は、アジア地域の資本市場発展にとって有益なものであり、JPXは引き続きAOSEFの事務局として、この活動に注力していきます。

AOSEFについて

AOSEF(Asian and Oceanian Stock Exchanges Federation:アジア・オセアニア証券取引所連合)は、地域の証券市場の発展に向けた会員取引所間の情報交換や相互援助の促進を目的に1982年、東京証券取引所の呼びかけにより「東アジア証券取引所協議会」として設立されました。その後、会員取引所の増加を経て、2005年より現組織となっております。1982年の設立以来、当社が事務局を務めており、アジア・オセアニアの各地で様々なイベント等を行ってまいりました。現在はコロナ禍を背景に、オンラインを活用した議論の場の提供や共通の関心事項についてウェビナーを開催するなどオンライン中心の活動に注力しています。

  

お問合せ

株式会社日本取引所グループ グローバル戦略部
電話:TEL:03-3666-1361(代表)


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