JPXからのお知らせ
2014/07/25 JPX 次期デリバティブ売買システムにおける開発ベンダーの選定について
株式会社日本取引所グループは、当社子会社である株式会社大阪取引所の次期デリバティブ売買システムの開発にあたって、利便性に優れ国際的にプレゼンスの高いシステムを構築するとともに、証券市場という公共財の根本をなすシステムを開発するという点に鑑み、本年2月より公募による開発ベンダーの選定を進めてまいりましたが、今般、開発ベンダーをNASDAQ OMX グループと株式会社NTTデータとすることに決定いたしましたので、お知らせいたします。
今回の次期デリバティブ売買システムの開発は、中期経営計画の重点戦略の一つとして掲げている「デリバティブ市場の拡大」をインフラ面から支える重要な取組みです。新たな技術を最大限活用し、現行売買システム(J-GATE)で対応していない商品(コモディティ・デリバティブやOTC市場の受け皿となる商品など)を広く取り扱うことができるようにするほか、リスク管理機能など機能面の強化を図る予定です。こうした施策等を通じた市場間競争力の強化はもとより、システムの信頼性等の更なる向上を図り、投資者や取引参加者をはじめとした市場利用者にとって、より信頼性や利便性の高い市場とすることに貢献できるものと考えます。
次期デリバティブ売買システムの開発につきましては、2016年中の稼働に向け、今後速やかに開発に着手し、取引参加者の皆様のご協力をいただきながら、プロジェクトを推し進めていきたいと考えております。
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株式会社日本取引所グループ 広報・IR部
電話:03-3666-1361 (東京) 06-4706-0800 (大阪)