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株式会社JPX総研(以下「JPX総研」という。)は、実証実験プロジェクト”J-Quants”にて、データサイエンスに興味のある個人の方向けに、ITやデータ分析を活用した取引を促進するための環境を提供しております。昨年開催したデータ分析コンペティションが好評だったことを踏まえ、この度、世界的に有名なデータ分析コンペティションプラットフォームであるKaggleにて第3弾(※)を開催することとしましたのでお知らせします。
JPXグループでは昨年、J-Quantsプロジェクトにおいてヒストリカルの株価や企業の財務データといったプロも利用する金融データを、その分析の手法と合わせて個人投資家の皆様に提供し、データを活用して投資分析をしていただくための教育施策を実施しました。また、知識のアウトプットの場所としてデータ分析コンペティションを開催したところ、コンペティションには2,300人以上もの参加いただき、参加者からは、「J-Quantsプロジェクトは株式投資の良い勉強になった」、「同様の取り組みを継続してほしい」といった大きな反響をいただきました。
これを踏まえ、この度、データ分析コンペティションの第3弾を開催いたします。
本コンペティションは、世界的に有名なデータ分析コンペティションプラットフォームであるKaggleにて開催します。世界各国から多くのデータサイエンティストが参加するKaggleは、日本からも多くの参加者(Kaggler)を擁しており、世界中の登録者数は900万人を誇ります。データ分析コンペティションをKaggleにて開催することで、日本国内のクオンツ人材の拡大と同時に、世界中から日本市場に目を向けてもらう良い機会になると考えています。
今回のコンペティションでも、日本市場の金融データを参加者に無償で提供します。また昨年とは一味違ったデータ分析を楽しんでいただけるように、今回は株価・財務データに加え、投資部門別売買動向や指数オプション等の新たなデータも提供します。
コンペティションの問題作成には昨年から引き続き、AlpacaJapan株式会社のご協力をいただき、取り組みがいのある質の高い問題となるように準備してきました。日本市場の金融データを舞台に、世界中の方々と切磋琢磨しながら知識を習得し、投資分析の腕を競っていただく内容となっています。
本日からKaggleコンペティションサイトにて、J-Quantsデータ分析コンペティションへの参加申し込み及びコンペ向け提供データのダウンロードが可能になります。データを活用しコンペティションを楽しみながら、日本市場の魅力を紐解いていただければ幸いです。
(J-Quantsデータ分析コンペティション概要)
趣旨 | 日本市場にかかる金融データを分析いただくことで、日本国内のクオンツ人材層を拡大し、海外の投資家の方に日本市場に慣れ親しんでいただく機会とする。 |
分析対象データ | 各上場企業の財務諸表データ、株価データ、投資部門別売買動向データ、指数オプションデータ等 |
課題 | 分析対象データを用いて、予測対象ユニバース(約2,000銘柄)の予測リターンを順位付けし、上位200銘柄・下位200銘柄で組成したポートフォリオ間のリターンスプレッドで競う。 |
コンペティションプラットフォーム |
Kaggle![]() |
開催期間 | モデル構築期間:2022年4月5日~2022年7月6日(日本時間) (注)2022年4月4日~2022年7月5日(UTC) 評価期間:2022年7月7日~2022年10月7日(日本時間) |
問題作成協力 | AlpacaJapan株式会社![]() |
本コンペティションへの参加はKaggleウェブサイトから申し込みが必要です。(英語サイトのみ)
Kaggleコンペティションページ
J-Quantsプロジェクトのための特設サイトがございます。コンペティション概要のほか、J-Quantsで行っている様々な施策を紹介していますので、是非ご覧ください。
J-Quantsプロジェクトサイト
<本プロジェクトのイメージ図>
お問合せ
株式会社JPX総研 フロンティア戦略部
電話:03-3666-1361(代表)
E-mail:j-quants@jpx.co.jp