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大和アセットマネジメントは、1959年の設立以来、大和証券グループの資産運用会社として、我が国の投資信託業界の発展とともに歩んでまいりました。この間、投資家の皆様からご愛顧賜り、2021年3月末現在では22.2兆円の運用資産をお預かりするに至っております。
当社の使命は、各金融商品の約款等に定める基本方針等に沿って、それぞれの運用目的に沿った運用目標を最大限達成するように努め、受託者責任(忠実義務、善管注意義務)を遂行することですが、投資対象となる株式や債券を発行している企業、団体への様々なアプローチを通じて、企業価値の向上だけでなく、持続可能性の向上にも寄与し、併せて社会の持続可能性の維持・向上にも貢献できればと考えています。
CIOの統括の下、運用本部関係者のみで構成される「スチュワードシップ委員会」での審議を経て、組織的に運営しています。
また、経営に対して独立な「スチュワードシップ監督委員会」が、スチュワードシップ活動全般を監督し、取締役会への報告や必要に応じてスチュワードシップ活動の改善の勧告等を行う体制としています。
受益者、および企業等とともにインベストメントチェーンの一翼を担うにあたって、下記のESGの要素を重視した取り組みを行います。
企業等のESGに対する取り組みを、中長期的な成長力拡大とリスク低減の両面につながるものと捉え、投資判断に活用しています。企業調査アナリストや、ファンドマネージャーによる定性評価、クオンツアナリストによる定量分析・評価を共有することで、財務情報と非財務情報を統合させた総合的な観点からの企業評価が可能となります。また、上記情報と当社のESGに関する考え方に基づいて当社独自のESGスコアを算出し、銘柄選択やポートフォリオのリスク把握の参考としています。
また、ESG投資方針に基づき、以下の事項をESG重要課題であると考えており、企業等だけではなく業界全体の状況の的確な把握と認識の共有に努めます。
自社のESGスコア作成にあたっては、原データなどをベンダーから購入しているほか、公的なESG系ホームページ等からも取得しています。また、外部のESGスコアも購入しています。取得しているデータの種類は、ESGの各分野に渡って200種以上になります。
当社は受託者責任を遂行し、投資先企業の中長期的価値や持続可能性の向上を目指すと同時に、少数株主利益にも配慮した議決権行使を行います。全ての投資先企業の株式について、原則としてアクティブ運用とパッシブ運用で区別すること無く行使します。議決権行使における賛否は、スチュワードシップ委員会において定めた基準に基づき、当社自身が主体的に判断します。
エンゲージメント活動を、企業調査アナリスト、スチュワードシップ・ESG推進部、エンゲージメント・チーム(企業調査アナリストとファンドマネージャーにより構成)という3つの主体により実践しています。それぞれが担当する部門を深掘りしつつ、各主体間で連携をとりながら活動を行う体制としています。
企業価値の向上や持続的成長に資する対話を行うことを目的に投資先企業と対話を行っており、「企業等との建設的な対話の方針」に基づき、財務だけでなく、ESG課題を含む非財務についても、積極的にエンゲージメントを行っています。
当社がESGを考慮した投資を実行するにあたっては、企業の皆様が開示される財務・非財務のデータ、及び統合報告書等での経営方針、価値創造プロセス、サステナビリティなどに関する定性的なご説明が欠くことのできない重要な存在となっています。
皆様の企業価値向上、及び当社の投資成果向上の双方を果たすべく、ご協力を賜りたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。