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JPXは、IFRS財団の協力のもと、IFRS S1号及びS2号について、上場会社の理解促進を目的として複数回のセミナーを開催いたします。
以下の視聴ボタンから各セミナーをアクセスいただけます。
タイトル | 登壇者 | 参考資料 | リンク | |
---|---|---|---|---|
第1回 | (第1部)「ISSB基準:よりいい意思決定のための、よりいい情報」(45分) | 国際サステナビリティ基準審議会理事 小森博司氏 | セミナーを視聴 | |
(第2部)「SASB基準を使用した産業別開示」(20分) | IFRS財団アジア・オセアニアオフィス マーケットエンゲージメントフェロー細田友貴子氏 マーケットエンゲージメントフェロー 河合哲史氏 |
セミナーを視聴 | ||
ISSB SASBワークショップ1:食品・飲料セクター及び消費財セクター(15分) | セミナーを視聴 |
国際会計基準(IFRS)財団傘下のInternational Sustainability Standards Board(ISSB)は、国際的な議論やパブリックコメントを得て、2023年6月26日にサステナビリティ開示基準の「IFRS S1」と「IFRS S2」を公表しました(日本語訳は2024年2月公表)。IFRS S1は、企業が短期、中期、長期にわたって直面するサステナビリティ関連のリスクと機会について投資家とのコミュニケーションを可能とするべく設計された一連の開示要求事項を提供するものです。IFRS S2は、気候関連の具体的な開示を定め、IFRS S1との併用を前提としています。
IFRSは基準と併せて、以下の参考資料も公表しています。
• IFRS S1に関する結論の根拠(IFRS S1要求事項策定におけるISSBの考慮事項)(日本語訳あり)
• IFRS S2に関する結論の根拠(IFRS S2要求事項策定におけるISSBの考慮事項)(日本語訳あり)
• IFRS S1に付属するガイダンス(日本語訳あり)
• IFRS S2に付属するガイダンス(日本語訳あり)
• IFRS S2の適用に関する産業別ガイダンス(日本語訳あり)
• IFRS S1およびIFRS S2に対する影響分析(IFRS S1およびIFRS S2がもたらすと考えられる利便性とコストに関する説明)
• IFRS S1およびIFRS S2のプロジェクト概要
• IFRS S1およびIFRS S2に対するフィードバック・ステートメント(IFRS S1及びIFRS S2の最終化前に公表した公開草案に対するフィードバックとISSBの回答)
基準と参考資料は以下の「IFRS Sustainability Standards Navigator」からアクセスできます(日本語訳は「PDF Collections &Translations」タブから「Japanese」でご検索ください)。
IFRSは加えて、基準の活用を支援するためのリソースを収集するプラットフォームを開設しています。
2021年11月3日:IFRS財団が、International Sustainability Standards Board(国際サステナビリティ基準審議会)の設立、CDSB(注1)およびVRF(注2)の統合、ならびに、報告基準プロトタイプを公表しました。
2022年3月24日:ISSBを運営するIFRS財団とGlobal Sustainability Standards Board(GSSB)を運営するGRIは、サステナビリティ関連情報開示基準に関するMoUを締結しました。これで両団体はお互いの基準設定委員会に参加し、用語やガイダンスを可能なかぎり統一することにしました。
2022年3月31日:ISSBは策定するESG情報の開示基準について2つの草案を公表し、コンサルテーションを開始しました。1つ目は一般的なサステナビリティに関する情報開示基準で、2つ目は気候変動に関する情報開示基準です。
また、ISSBは同日、SASBスタンダードの今後の利用方法に関する方針を示しました。
2022年5月25日:ISSBは国際統合報告フレームワークの今後の利用方法に関する方針を示しました。
2022年8月1日:IFRS財団とValue Reporting Foundationの総合が完了しました。
2023年2月17日:ISSBはコンサルテーションから得たフィードバックを踏まえて、2023年6月末までに基準を最終化し、2024年1月から適用する予定であることを発表しました。
国内開示基準を開発するため、2022年7月に公益財団法人財務会計基準機構(FASF)の下に設立されたサステナビリティ基準委員会(Sustainability Standards Board of Japan、SSBJ)は2023年3月1日、ISSBの代表と東京で二者間会合を開催し、IFRSサステナビリティ開示基準の適用に関連する課題等について議論を行いました。
SSBJはその後、日本のサステナビリティ開示基準の開発に向けたプロジェクト計画について概要を公表しました。
詳細については以下をご覧ください。
ISSBは2023年5月4日、6月末までに最終化を予定する基準に続いて、2024年から取組むプロジェクトについてコンサルテーションを開始しました。生物多様性・エコシステム、人的資本、及び人権の情報開示基準化、併せて財務・非財務情報の統合化といった4つのプロジェクト案について、
・ISSB活動の戦略の方向やバランス
・取組むトピック、業界、活動等の優先順位
・新たなリサーチや基準策定プロジェクトの範囲や形式
という3点に関する意見を募集しています。コンサルテーションは9月1日までです。