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JPXは、IFRS財団の協力のもと、IFRS S1号及びS2号について、上場会社の理解促進を目的として複数回のセミナーを開催いたします。
以下の視聴ボタンから各セミナーをアクセスいただけます。
タイトル | 登壇者 | 参考資料 | リンク | |
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第4回 | 「SASB基準使用の実例(ハードウェア産業)」(30分) ①SASB Standardsの概要とハードウェア産業基準の紹介 ②SASB基準を使用している実務者とのインタビュー ※ハードウェア産業以外の方もご視聴ください。 |
IFRS財団アジア・オセアニアオフィス マーケットエンゲージメントフェロー細田友貴子氏 株式会社リコー ESGセンター ESG推進室 ESGグループ リーダー 藤田悦子氏 |
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タイトル | 登壇者 | 参考資料 | リンク | |
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第3回 | 「ISSB最新動向:今後2年間の作業計画、相互運用性、コネクティビティ」(45分) | 国際サステナビリティ基準審議会理事 小森博司氏 | セミナーを視聴 | |
ISSB SASBワークショップ2:資源加工セクター(10分) | IFRS財団アジア・オセアニアオフィス マーケットエンゲージメントフェロー細田友貴子氏 |
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タイトル | 登壇者 | 参考資料 | リンク | |
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第2回 | (第1部)「IFRS S2 気候関連開示とTCFD提言との比較」(28分) | 国際サステナビリティ基準審議会理事 小森博司氏 | セミナーを視聴 | |
(第2部)「Knowledge hubの紹介」(13分) | IFRS財団アジア・オセアニアオフィス マーケットエンゲージメントフェロー細田友貴子氏 マーケットエンゲージメントフェロー 河合哲史氏 |
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(第3部)「SASB Standards:産業の特定」(10分) | セミナーを視聴 |
国際会計基準(IFRS)財団傘下のInternational Sustainability Standards Board(ISSB)は、国際的な議論やパブリックコメントを得て、2023年6月26日にサステナビリティ開示基準の「IFRS S1」と「IFRS S2」を公表しました(日本語訳は2024年2月公表)。IFRS S1は、企業が短期、中期、長期にわたって直面するサステナビリティ関連のリスクと機会について投資家とのコミュニケーションを可能とするべく設計された一連の開示要求事項を提供するものです。IFRS S2は、気候関連の具体的な開示を定め、IFRS S1との併用を前提としています。
IFRSは基準と併せて、以下の参考資料も公表しています。
• IFRS S1に関する結論の根拠(IFRS S1要求事項策定におけるISSBの考慮事項)(日本語訳あり)
• IFRS S2に関する結論の根拠(IFRS S2要求事項策定におけるISSBの考慮事項)(日本語訳あり)
• IFRS S1に付属するガイダンス(日本語訳あり)
• IFRS S2に付属するガイダンス(日本語訳あり)
• IFRS S2の適用に関する産業別ガイダンス(日本語訳あり)
• IFRS S1およびIFRS S2に対する影響分析(IFRS S1およびIFRS S2がもたらすと考えられる利便性とコストに関する説明)
• IFRS S1およびIFRS S2のプロジェクト概要
• IFRS S1およびIFRS S2に対するフィードバック・ステートメント(IFRS S1及びIFRS S2の最終化前に公表した公開草案に対するフィードバックとISSBの回答)
基準と参考資料は以下の「IFRS Sustainability Standards Navigator」からアクセスできます(日本語訳は「PDF Collections &Translations」タブから「Japanese」でご検索ください)。
IFRSは加えて、基準の活用を支援するためのリソースを収集するプラットフォームを開設しています。
2021年11月3日:IFRS財団が、International Sustainability Standards Board(国際サステナビリティ基準審議会)の設立、CDSB(注1)およびVRF(注2)の統合、ならびに、報告基準プロトタイプを公表しました。
2022年3月24日:ISSBを運営するIFRS財団とGlobal Sustainability Standards Board(GSSB)を運営するGRIは、サステナビリティ関連情報開示基準に関するMoUを締結しました。これで両団体はお互いの基準設定委員会に参加し、用語やガイダンスを可能なかぎり統一することにしました。
2022年3月31日:ISSBは策定するESG情報の開示基準について2つの草案を公表し、コンサルテーションを開始しました。1つ目は一般的なサステナビリティに関する情報開示基準で、2つ目は気候変動に関する情報開示基準です。
また、ISSBは同日、SASBスタンダードの今後の利用方法に関する方針を示しました。
2022年5月25日:ISSBは国際統合報告フレームワークの今後の利用方法に関する方針を示しました。
2022年8月1日:IFRS財団とValue Reporting Foundationの総合が完了しました。
2023年2月17日:ISSBはコンサルテーションから得たフィードバックを踏まえて、2023年6月末までに基準を最終化し、2024年1月から適用する予定であることを発表しました。
サステナビリティ基準委員会(SSBJ)の取組みについては、以下のページをご覧ください。
ISSBは、2024年6月24日、2024年から2026年までのワークプランを公表しました。ISSBは、IFRS S1、S2基準の導入支援を優先しながら、SASB基準の強化とともに、①生物多様性・エコシステム・エコシステムサービス、②人的資本に関する新たなリサーチプロジェクトを進めます。当該プロジェクトを通じて、ISSBはこの2つのトピックに関する情報開示の課題を検証・定義し、可能な解決策を特定したうえで、基準設定が必要かどうかを決定する予定です。