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本セミナーは、規制当局や政府関連団体、機関投資家、コンサルタント、上場企業等の有力者をお招きして、それぞれの観点から環境関連開示を議論していただきました。気候変動の物理的影響、気候変動関連開示に関する日本ビジネス業界の最新状況、及び気候変動に対応する理想的な企業経営に関する基調講演に続いて、パネルでは先進的上場企業等から開示の実例の紹介をいただき、登壇者の皆様からコメントをいただきました。
今回のセミナーは、TCFDコンソーシアムのメンバー企業・団体を中心に約300名に参加いただきました。
サステナビリティ会計基準審議会(SASB)と気候変動開示基準委員会(CDSB)から「TCFD実務ガイド」の日本語訳が発行されたことを受けて、SASBとCDSBと共催で、「TCFD実務ガイド」の解説セミナーを東京証券会館のホールにて開催しました。
SASBとCDSBをはじめ、日本語訳を作成したEY新日本有限責任監査法人からも、海外の最近の開示動向や、「TCFD実務ガイド」の日本企業に役立つポイント等についてご登壇いただきました。今回のセミナーには、上場企業の開示業務担当者とESG担当者等を中心に約270名の方々に参加いただきました。
PRI(責任投資原則)と共催で「TCFD (Task Force on Climate-Related Financial Disclosures)フォーラム」を開催しました。PRIをはじめ、金融庁、経済産業省、環境省、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)、サステナビリティに関して先進的な取組みを行っている企業、機関投資家など、幅広い方々にご登壇いただき、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言の実践にむけてご議論いただきました。本フォーラムは、上場会社、投資家を中心に400名以上の方々にご参加いただきました。
プログラム (タイトルをクリックすると動画を視聴いただけます) |
登壇者 |
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開会の辞 | 清田瞭 日本取引所グループCEO サステナビリティ推進本部長 |
講演 | フィオナ・レイノルズ PRI CEO |
ご挨拶 | 飯田 祐二 経済産業省 産業技術環境局長 中井 徳太郎 環境省 総合環境政策統括官 |
講演 | 池田賢志 金融庁 チーフ・サステナブルファイナンス・オフィサー |
講演 | 水野弘道 年金積立金管理運用独立行政法人 CIO |
講演 | 高村 ゆかり 東京大学 国際高等研究所(UTIAS) サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)教授 |
企業パネル 「TCFD提言に沿った開示 -どう対応すべきか」 |
モデレーター 亀井明紀 経済産業省 産業技術環境局 環境経済室長 パネリスト 手塚宏之 JFEスチール株式会社 専門主監(地球環境)兼 技術企画部地球環境グループリーダー 高橋壮模 コニカミノルタ株式会社 グループ業務執行役員 サステナビリティ推進部長 東内正春 東京電力ホールディングス株式会社 経営企画ユニットESG推進室副室長 (環境担当部長) 荒木由季子 株式会社 日立製作所 理事 サステナビリティ推進本部長 |
投資家パネル 「TCFD ユーザー・パネル -投資家にとって役立つ開示情報とは」 |
モデレーター エドワード・ベーカー PRI クライメイト・エネルギー・トランジション シニア・ポリシー・アドバイザー パネリスト
中尾剛也 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント常務執行役員株式運用部長 銭谷美幸 第一生命保険株式会社 運用企画部部長兼責任投資推進部部長 エグゼク ティブ・サステナブルファイナンス・スペシャリスト タチィアナ・ボスティールス ハーミーズ・インベストメント・マネジメント RIヘッド |
閉会の辞 | フィオナ・レイノルズ PRI CEO |
3月8日は国連により「国際女性デー(International Women’s Day)」と定められており、毎年、世界の取引所では、
女性の活躍を願い打鐘セレモニー(Ring the Bell for Gender Equality)が開催されています。
2019年3月8日、日本取引所グループは、 Ring the Bell for Gender Equality の主催団体であるUN Global Compact(国連グローバル・コンパクト)、UN Women、Sustainable Stock Exchanges Initiative、International Finance Corporation(国際金融公社)、 World Federation of Exchanges(世界取引所連合)、Women in ETFsとともに、東京証券取引所にて打鐘セレモニーを開催しました。
打鐘セレモニーに続き、上場会社、機関投資家の皆様を対象としたシンポジウムを開催しました。このシンポジウムは、女性の活躍のために、民間セクターのアクションの重要性と、既に取り組まれている具体的な活動を紹介するという打鐘セレモニーの目的を、資本市場の観点から深化させるもので、
今年初の試みでしたが、多くの方にお集まりいただきました。
先進企業によるパネルディスカッションでは、女性活躍推進に取り組んでいる上場会社3社の担当者の方から、各社が実際に進めている具体的な取組みについてご紹介いただきました。投資家によるパネルディスカッションでは、女性活躍推進が企業価値に与える影響や、関連する上場投資信託(ETF)市場の拡大、多様性等に関する企業情報の投資判断への組込み等に関して活発に議論いただきました。
プログラム | 登壇者 |
開会挨拶 | 石川雅恵 UN Women 日本事務所長 |
先進企業によるパネルディスカッション | モデレーター 鷹羽美奈子 MSCI ESGリサーチ エグゼクティヴディレクター パネリスト 安孫子礼子 株式会社千葉銀行 ダイバーシティ推進部長 武内和子 株式会社日立製作所 人財統括本部ダイバーシティ推進センタ部長代理 津田純子 株式会社丸井グループ 執行役員 |
投資家によるパネルディスカッション | モデレーター 北川哲雄 青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科教授 パネリスト 井口譲二 ニッセイアセットマネジメント株式会社 上席運用部長 奥山修 野村アセットマネジメント株式会社 投資信託営業本部 ETFグループ・リーダー 小野塚惠美 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社 スチュワードシップ責任推進部長 重本和之 第一生命保険株式会社 運用企画部長 |
閉会挨拶 | Women in ETFs Ms. Debora Yang |
TCFDとは、2016年に金融システムの安定化を図る国際的組織、金融安定理事会(FSB)によって設立された「Task Force on Climate-related Financial Disclosures(気候関連財務情報開示タスクフォース)」の略で、2017年6月にTCFDが気候関連のリスクと機会について情報開示を行う企業を支援すること等を目的として最終提言を行いました。この提言は、ビジネスや投資の世界で急速に受け入れられつつあり、今後、これが企業開示のメインストリーム化していく兆候が見られます。これを受けて、日本でも、TCFDに賛同表明する企業や金融機関が徐々に増加しています。
こうした背景の下で、金融庁と日本取引所グループは、様々な関係者と連携しながら、TCFDに賛同する日本の企業・金融機関をサポートする取組を進めていくこととしています。この一環として、今般、企業と投資家が中長期的な企業価値の向上のために対話を進めていくに際してのTCFDの意義につき議論を深め、日本における今後のTCFDを巡る展開を展望するシンポジウムを開催いたしました。
シンポジウムには、日本の上場会社や金融機関の方々を中心とする400名以上が参加し、TCFD特別アドバイザーであるマリー・シャピロ様、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長である髙橋則広様による基調講演、経済産業省及び環境省による各省の取組みの紹介、 TCFD関係者及び機関投資家による「日本におけるTCFD普及の展望」をテーマとするパネルディスカッションを通し、TCFDに対する理解と議論を深める機会となりました。
プログラム (タイトルをクリックすると動画を視聴いただけます) |
登壇者 | 参考 資料 |
開会挨拶 | 清田瞭 株式会社日本取引所グループ 取締役兼代表執行役グループCEO | - |
基調講演1 | Mary L. Schapiro, Special Advisor to the Chairman, TCFD | - |
プレゼンテーション: TCFDについての経済産業省の取組 |
亀井明紀 経済産業省 産業技術環境局 環境経済室長 | |
プレゼンテーション: TCFDについての環境省の取組 |
岸雅明 環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 課長補佐 | |
基調講演2 | 髙橋則広 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長 | |
パネルディスカッション: 日本におけるTCFD普及の展望 |
モデレーター 池田賢志 金融庁 国際室長 パネリスト Curtis Ravenel, TCFD Secretariat 長村政明 東京海上ホールディングス株式会社 事業戦略部参与 藤村武宏 三菱商事株式会社 サステナビリティ推進部長 井口譲二 ニッセイ アセット マネジメント株式会社 上席運用部長 |
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閉会挨拶 | 遠藤俊英 金融庁長官 | - |
株式会社日本取引所グループと株式会社アラベスク・アセットマネジメントは、ジョン・G・ラギー教授の来日にあわせ、『「責任ある企業行動とESG投資」シンポジウム-ジョン・G・ラギー教授「ビジネスと人権に関する国連指導原則」の観点から-』を東京証券取引所において開催いたしました。
ジョン・G・ラギー教授は、2005年にコフィ・アナン国連事務総長から指名され、「人権と多国籍企業及び他の企業の問題に関する国連事務総長特別代表」に就任し、その後6年間にわたって、ビジネスと人権の観点から、持続可能な社会の実現のために精力的に活動されました。ラギー教授の取りまとめた「ビジネスと人権に関する国連指導原則(ラギー原則)」は、日本企業にも大きな影響を及ぼしています。ラギー教授は現在、ハーバード大学のケネディ・スクールにおいて人権および国際関係学を専門とし、ロースクールにおいては国際法律学教授として教鞭をとっていらっしゃいます。また、2017年9月に、独自手法で企業のESG評価を行い、そのサービスを他社へ提供するアラベスク・アセットマネジメントの非常勤取締役に就任されました。
本シンポジウムでは、ラギー教授に加え、サステナビリティに関して先進的な取組みをしている企業、金融機関、省庁など、幅広い方々にご登壇いただきました。日本の上場会社の方々を中心に、400名以上にご参加いただき、大変ご好評いただきました。
プログラム | 登壇者 |
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【開会挨拶】 | 株式会社日本取引所グループCEO 清田 瞭 |
【基調講演】 Money, Millennials and Human Rights: Sustaining ‘Sustainable Investment’(お金、ミレニアル世代、そして人権:「持続可能な投資」を持続するには) Youtubeで講演を視聴 |
ジョン・G・ラギー教授 |
【セッション1】 責任ある企業行動 責任ある企業行動として人権の尊重に取り組まれている企業の方々から、活動の具体的事例をご紹介いただきました。 |
伊藤 裕理氏(株式会社日立製作所 サステナビリティ推進本部 CSR部部長) 室 俊幸氏(味の素株式会社 広報部 ダイレクトコミュニケーショングループ CSRチーム長・シニアマネージャー) 松古 樹美氏(オムロン株式会社 サステナビリティ推進室 エンゲージメント推進部長) 柳田 康一氏(花王株式会社 ESG部門副統括) コメンテーター:ジョン・G・ラギー教授 モデレーター:山田 美和氏(ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター 法・制度研究グループ長) |
【プレゼンテーション1】 SDGs、ESG~重要性増す人権視点と経営戦略への示唆 |
加治 慶光氏(アクセンチュア株式会社 チーフ・マーケティング・イノベーター) コメンテーター:ジョン・G・ラギー教授 |
【プレゼンテーション2】 企業価値向上に向けた企業と投資家との対話~「価値協創ガイダンス」と今後の展開~ | 福本 拓也氏(経済産業省 経済産業政策局 産業資金課長) コメンテーター:ジョン・G・ラギー教授 |
【セッション2】 責任ある投資家行動 機関投資家や行政の立場から、人権を尊重する企業行動の情報開示やそれに対する評価についてご説明いただきました。 |
有馬 良行氏(世界銀行 財務局駐日代表) 銭谷 美幸氏(第一生命保険株式会社 責任投資推進室長) 池田 賢志氏(金融庁 総合政策局 国際室長) オマー・セリム氏(アラベスク・アセットマネジメントCEO) コメンテーター:ジョン・G・ラギー教授 モデレーター:荒井 勝氏(NPO法人日本サステナブル投資フォーラム会長、ハーミーズ・イオス上級顧問) |
【閉会挨拶】 | アラベスク・アセットマネジメントCEO オマー・セリム氏 |