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パブリック・コメント

ETFの多様化への対応を目的とした上場制度の見直し等について(案)

近年,米国を始めとして,世界的にETFの多様化が進んでいることを踏まえ,ETFの多様化への対応を目的とした上場制度の見直し等を行うこととし,その制度要綱を次のとおり取りまとめました。

つきましては,本件に係るパブリック・コメントを募集しますので,御意見等がございましたら,以下の要領により,当所に御提出下さいますようよろしくお願いいたします。

データの取扱いについて

ETFの多様化への対応を目的とした上場制度の見直し等について(案)pdf

当所は,平成19年1月23日(火)から平成19年2月13日(火)までの間,「ETFの多様化への対応を目的とした上場制度の見直し等について(案)」に関するパブリック・コメントを募集しました。その結果,投資家の皆様からETFの多様化を要望するご意見を多数お寄せいただきました。

当所としましては,今後とも,投資家,上場有価証券の発行者,証券会社などの市場関係者の皆様の利便性を高めるよう努めてまいりますので,ご支援の程よろしくお願いいたします。

なお,本件につきましては原案どおりといたします。

ご意見

  • ETFの多様化を図ることは,様々な市場環境に対応できるツールを安心かつ低コストで投資家に提供することにつながり,我が国証券市場の発展に寄与するものであるという大証の意見を支持する。
  • 海外主要国のETFを取り扱っている証券会社が少なく手数料も高い,あるいは海外株式への投資に高コストな投資信託に依存している現状,大証を通じて世界各国の株価指数を対象とするETFが安心かつ低コストに投資できるようになる意義は大きい。
  • 中国やインドだけでなく,アメリカ,ヨーロッパ,オーストラリア,シンガポール,韓国及び台湾などの先進国,その他ベトナムなどのエマージング諸国の株価指数を対象とする幅広いETFも取り扱って欲しい。
  • イニシャルコストが高く,小規模なETFの新規上場の弊害となっている上場手数料の見直しやETFの信託報酬等の諸費用の体系に合わせる年賦課金の見直しは,多様なETFの新規上場を促進するうえで有効であり支持する。
  • 開示制度の充実は,投資家保護に留意しつつもETFの発行者の上場意欲を削ぐことがないようにバランス良く行なって欲しい。
  • 証券市場としての大証の魅力が何であるかを明確にするうえで,先物はもちろんであるが,外国株価指数ETFも大きな柱となると考える。ぜひ,力を入れてETF市場の創造に取り組んで欲しい。
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