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1 日本証券経済研究所大阪研究所所長二上季代司第1話先物取引の話 1、はじめに今回から3回に分けて、デリバティブ取引とはどんな取引なのか、説明していきましょう。 デリバティブの語源は「Derivative(派生したもの)」からきています。 金や原油のような実物商品から株式や債券のような金融商品まで、日本では(いや世界中で)毎日、大量の取引が行われてい...

1 日本証券経済研究所大阪研究所所長二上季代司第2話オプション取引の話 1、はじめに今回は、前回(「先物取引の話」)に引き続き、「オプション取引」を取り上げてみましょう。 前回でも述べたように、デリバティブは「現物取引」から派生してきたものです。 先物取引は、契約と受渡しを時間的に分離させた取引です。 入手したいのは(あるいは売り渡すのは)まだ...

1 日本証券経済研究所大阪研究所所長二上季代司第3話スワップ取引の話 1、はじめに最後に第3話としてスワップ取引を説明してみましょう。 「スワップ(交換)」は古くから外国為替市場で使われてきた用語です。 外為取引には、①現物を扱う「直物(じきもの) 取引」、②受け渡しが将来に繰り延べられている「先物取引」に加えて、③直物と先物を組み合わせた「為替ス...

第4話リスク・ヘッジの話日本証券経済研究所客員研究員吉川真裕 1.はじめにデリバティブ取引の意義と役割について、3回にわたってお話していこうと思います。 個々の取引当事者にとっては、①取引費用が安いこと、②流動性が高いこと、③オプションやスワップの場合には複雑なペイオフを1取引で得られること、などがデリバティブ 取引を利用する...

第5話流動性の話日本証券経済研究所客員研究員吉川真裕 1.はじめにデリバティブ取引の意義と役割に関して、2回目の今回は流動性の提供という点についてお話しします。 流動性とは取引の容易さをあらわす言葉であり、流動性が高いとは取引が成立しやすいことを、流動性が低いとは取引が成立しにくいことをそれぞれ意味しています。 物不...

第6話価格発見の話日本証券経済研究所客員研究員吉川真裕 1.はじめにデリバティブ取引の意義と役割に関して、3回目の今回は価格発見という点についてお話します。 価格発見とは取引価格が取引対象の価値を適正にあらわすことを指し、現物取引にも価格発見機能はあります。 しかし、デリバティブ取引が存在すれば現物取引の価格発見機能...

1 第7話国債先物取引が生まれて30年~仕組みや特徴について~ 株式会社大阪取引所執行役員市本博康 1.はじめに銀行の預金金利や貸出金利、住宅ローン金利、企業が発行する社債金利、さらには私たちが暮らす日本の信用力・・・。 私たちの日常生活から、グローバルな経済活動に至るまで、直接・間接に影響を与えているのが、本日のテーマに関係する国債金...

1 第8話国債先物取引が⽣まれて30年〜これまでの軌跡〜 株式会社⼤阪取引所執⾏役員市本博康前稿では、東京証券取引所(以下「東証」といいます。 )において、国債先物取引市場が⽣まれてから、 30周年を迎えたことを記念し、国債先物取引の仕組みや特徴などを紹介しました。 本稿では、もう少し内容を踏み込み、国債先物取引開始後の価格推移や取引制度の変遷など、...

第9話デリバティブを知ろう・理解しよう! ファイナンシャル・プランナー一色FPオフィス一色徹太 1.はじめに高校生や大学生、社会人になりたての人、あるいは金融業界に携わって間もない皆さんは、「デリバティブ」と聞いて何をイメージするでしょうか? 「聞いたことはあるけど、難しそう」、「よくわからない」という人が多いかもしれません。 でも、大丈夫。 それ...

1 株式会社大阪取引所北浜博士のデリバティブ教室「有識者コラム」 第10話デリバティブの意義と役割を知ろうファイナンシャル・プランナー一色FPオフィス一色徹太 1.はじめに前回も触れましたが、デリバティブには以下のような多くの役割・メリットがあります。 (1)保有している資産(原資産)のヘッジができる。 (2)レバレッジを効かせた効率的な投...